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色落ちしにくくフィルター内蔵「デニム×シルクマスク」 コロナで受注減の小杉織物と青木被服がタッグ

福井と岡山の繊維産地企業が「デニム×シルクマスク」を発売 コロナで受注減の小杉織物と青木被服がタッグ 画像1
青木被服×小杉織物 「デニム×シルクマスク」

 浴衣帯製造の小杉織物(福井県坂井市)と、デニム衣料製造の青木被服(岡山県井原市)は、コラボレーションによる商品開発で提携し、第1弾として「デニム×シルクマスク」を両社の販売サイトで取り扱いを始めた。

 「デニム×シルクマスク」は、表生地に青木被服のデニム生地(綿100%)、裏地に小杉織物のシルク100%の生地を使用。デニム生地は、糸の段階から染料を浸透させ色合いを保持する「反応染め」と呼ばれる染色方法を採用しており、洗ってもほとんど色落ちしないのが特徴だという。シルクは、小杉織物独自の「特殊メッシュ織」技術で織ったマスク専用の生地を使用している。

 デニム生地とシルク生地の間に、抗ウイルスフィルターと不織布フィルターを挟んだ4重構造になっている。

 価格は真ちゅうのリベットがデザインされたリベット付きが3080円(税込み)、リベットなしが2860円(同)。色はノイヤー(濃紺)、濃さを抑えたアールブルーとロイヤルブルー、ストライプが入ったアメリアとアシュリーの5色。サイズはL、M、Sの3種類。販売は下記サイト。

 小杉織物は、1937年創業。浴衣帯など和装帯を中心に製造し、浴衣帯は国内シェア90%。青木被服は、1961年創業。国産デニム産地として知られる岡山県でデニム製品の受注生産をしている。両社とも新型コロナウイルスの感染拡大により、受注が激減。それぞれの社が持つ技術を使ってマスクなどの生産を進めてきた。冬に向かい、感染の再拡大が予想されることから両社がタッグを組んで商品開発をすることで合意。「今後、第2弾、第3弾を考えている」(小杉織物)としている。