グルメ

フー・ファイターズとコラボした日本酒が大成功! 楯の川酒造の今後の展開に要注目

フー・ファイターズ

 楯の川酒造(山形県酒田市)は、米人気ロック・バンドのフー・ファイターズとタッグを組み、オリジナル日本酒「半宵(はんしょう)」を、彼らの新作アルバム『メディシン・アット・ミッドナイト』のリリースに合わせて、2月5日に発売したが、すでに予約で完売した。
 アルバムタイトルにちなんで、つけられた日本酒名の「半宵」とは「真夜中」の意味。

 日本酒好きで知られるデイブ・グロールらメンバーが試飲し、彼らの好みを反映した2種類の純米大吟醸酒、「碧(あお)」と「銀」が出来上がった。

 「碧」は「バンドの飾らないポップな一面にフォーカスした優しい口当たり」で華やかな香りと軽快な甘みが感じられる一本。「銀」は「彼らのロックな一面に光を当てて醸造されたりんとした佇まいを感じさせる」重厚感があり後味のキレのいい味わいの一本。

 今回のオリジナル日本酒は、製造工程で酒に新作アルバムも含めたフー・ファイターズの楽曲を「聴かせる」などユニークな方法で醸造された。

 「エンド・ユーザー(最終消費者)さんからの問い合わせも含めて、反響が大きかったです」と同酒造の五十嵐悠介(いがらし・ゆうすけ)さん。
 今回は海外への販売は行わなかったが「国外から数十件の問い合わせがあった」。

 現在、2月6日の正午まで、キャンセル分などを再販中。ただし、「碧」と「銀」の2本セットのみの販売で、価格は6,160円(税込み)。

 楯の川酒造は、これまでにもフランスの人気インディー・ロック・バンド「フェニックス」とタッグを組んだ日本酒を販売した実績がある。
 2017年春にフランスで先行販売されて好評を博し、同年6月に「Phoenix レインボー・レーベル」として日本で発売された。

 フェニックスは4作目のアルバム『ヴォルフガング・アマデウス・フェニックス』で、2010年の第52回グラミー賞の「最優秀オルタナティブ・ミュージック・アルバム賞」を受賞。91年に同賞が設立されて以来、初のフランス人アーチストの授賞となった。
 海外アーチストとのコラボ第三弾については「具体的にはまだないが、今後展開を検討していければよいと考えている」(五十嵐氏)。 ロックファン、日本酒ファンともに要注目だ。