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幻のシングルモルト「タリスカー 30年」復活 スカイ島の自然を体現

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 貯蔵たるの減少で愛されつつも終売していた「タリスカー 30年」(MHD モエ ヘネシー ディアジオ・東京)が4年ぶりに復活、数量限定で発売された。スコットランド、スカイ島で最も歴史ある蒸留所が生み出す、力強いシングルモルトスコッチウイスキー。世界生産数量3,200本のみという希少な限定品だ。

タリスカーの頂点「タリスカー 30年」
タリスカーの頂点「タリスカー 30年」

 スカイ島は「ミストアイランド(霧の島)」と呼ばれる自然環境の厳しい島。タリスカー蒸留所はロッホ ハーポートの入り江に位置し、海の潮風のような風味と力強い黒こしょうの香味が特徴だ。『宝島』の著者、ロバート・ルイス・スチーブンソンに「酒の王様」と評されるなど熱烈なファンも多いため、世界的に人気を博して貯蔵たるが減少、2017年のボトリングを最後に終売していた。

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 新たなタリスカー30年は加水せず、冷却ろ過せず、純粋にスカイ島の自然を体現しつつ、エレガントで複雑な味わいに仕上がっているという。税別10万5,000円。