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広島のサイダーや宮城のジェラート 日米首脳非公式夕食会の「おもてなし」

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 ひと様の食卓とはいっても、やはり大統領や首相の夕食となると興味がわく。5月23日、東京の料亭「壺中庵」で行われた日米首脳非公式夕食会で使われた食材を、この料亭がある八芳園(八芳園・東京)が紹介している。日本各地の食の魅力を盛り込んだ「おもてなし」だったようだ。

 すでにあちこちで話題になっているのは、乾杯に使われた「広島レモンサイダー」。生産量日本一の広島レモンの果汁を使ったサイダーで、広島県果実農業協同組合連合会が販売しているもの。お酒を飲まないバイデン大統領のための用意で、もちろん岸田首相の地元の味でもある。

 料理では「信州サーモン」や徳島のニンジンなど、各地の味覚が取り入れられた。大のアイスクリーム好きとして知られる大統領へのもてなし、デザートにはやはりジェラートが用意された。宮城県名取市のジェラート専門店「Natu-Lino(ナチュリノ)」のもので、ミルク・抹茶・ダブルチョコレートの3種が出されたという。バイデン大統領は副大統領だった2011年に、東日本大震災後の名取市を訪問しており、その時以来の縁ある場所でもある。

 また、岸田首相夫人、裕子さんが和服姿でお茶をふるまった様子も伝えられたが、その時のお菓子は日本らしいフレーバーの八芳園プライベートショコラ。フレーバーは、バイデン大統領が神奈川県小田原市産の「桜」と山口県萩市産の「ごま」、岸田首相は山口県萩市産の「酒かす」と徳島県阿南市産の「竹炭」だったそうだ。