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日本一の河岸段丘で真っ赤に熟したトマトの恵みを手軽に 新潟県津南町のトマトジュースが発売中

トマトジュース(写真)

 都会のスーパーなどで私たちが手にする生食用のトマトはたいてい熟す前に収穫されたもの。それらのトマトとは、味はもちろん栄養価も大きく異なるのが完熟前後のトマト。日本一の河岸段丘できれいな水と太陽の恵みを受けて真っ赤に熟れた完熟トマトが、実はジュースとして楽しめる。

 豪雪地帯としても知られる新潟県津南町の高原地帯で育ったトマトを完熟してから収穫。それを絞って出来上がったのが名産「名水の恵みJA津南町トマトジュース」と津南高原農産の「津南高原トマトジュース」だ。

 トマトの鮮やかな赤色はカロチノイドのひとつであるリコピンという色素。カロチノイドは「悪玉酵素」ともいわれる活性酸素を消してくれる作用があるようだ。なかでもリコピンは、にんじんやかぼちゃに多く含まれるベータカロチンの2倍以上の消去作用があるという。つまり活性酸素を消し去って生活習慣病から私たちを守ってくれる効果が期待できるというわけだ。

 完熟後に収穫されるトマトは生食用に比べてリコピンは約3倍、ベータカロチンとビタミンCは約2倍、植物繊維は約1.5倍と、栄養成分が凝縮している。

 JA津南町ブランドのトマトジュースはカゴメ(名古屋市)が製造している。JA津南によると、190グラム30缶で2,700円(税込み)。

 津南高原農産によると、同社の瓶詰ジュースは、200ミリリットル20本入りで税込み4,320円、1リットル6本入りで同5,184円。

 問い合わせはJA津南営農センター(025-765-3123)、津南高原農産(025-765-4448)まで。