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カフェインレスおいしいブラック! ごくごく飲めちゃうデカフェ、ボスから新登場

ph 0 コーヒーを水やお茶のようにゴクゴク飲みたいっ! そんなコーヒー好きの夢をかなえてくれる画期的なペットボトル入りコーヒー「ボス デカフェブラック」が、サントリー食品インターナショナルから6月28日(火)発売された。「で、か、ふぇ?」と頭の中にフキダシが浮かんだあなたのためにご説明すると、「デカフェ」とは英語表記で“DECAF”(ディーキャフと発音)、カフェインレスコーヒーのことだ。

  ご存知のようにカフェインは適量に摂取すれば、リフレッシュ効果、眠気防止、脂肪燃焼酵素の活性化など数々のメリットがあるといわれている。半面、不眠や血圧上昇などのデメリットがあり、極端に過剰摂取すると死に至る場合すらあるという成分だ。そんなこともあってか、欧米ではずいぶん前からデカフェが浸透しており、コーヒーショップで「僕はデカフェね」と注文したり、コーヒー豆ショップで通常の豆とデカフェ豆をブレンドしたライトコーヒーをオーダーしたりする姿は珍しくない。つまりはかなりの市民権を得ているのだ。もちろん日本でもスーパーのコーヒー売り場の片隅にカフェインレスのインスタントコーヒーは昔からあったし、ドリップ用のカフェインレスコーヒーも最近は増えてきた。だが、妊婦さんやカフェインに敏感な人など、どちらかというとマイノリティーのための代用品というイメージを持っている人がまだまだ多いのではないだろうか。

「ボス デカフェブラック」   500mlペットボトル 希望小売価格129円(税別)
「ボス デカフェブラック」  
500mlペットボトル 希望小売価格129円(税別)

 日本でデカフェが浸透してこなかった理由のひとつに、「まずそう」「味が薄そう」というイメージがあるからといわれているが、それはあながち間違いではないかも。カフェインレスのコーヒー豆は、生豆を溶媒に漬け込んで水溶性のカフェインを分離して作るため、その際にカフェインだけでなく美味しさ成分も取り除かれることがあるという。開発に2年近くかけた「ボス デカフェブラック」は、溶媒と反応条件の検討を行い選択的にカフェインを除去することで、香気成分や味の成分の低減を抑えることに成功。さらに自社専用焙煎工場で、味の成分を逃がさない独自の焙煎方法を開発したそうだ。

 では、「ボス デカフェブラック」は本当にうまいのか。ゴクゴク飲めるのか。実際に飲んでみた。う~ん、意外にうまい。ゴクゴク飲める。こりゃあいい。もちろん、これまでだってボトル缶コーヒーやペットボトルコーヒーをゴクゴク飲むことはできた。だけど、砂糖やミルク入りだと甘すぎる。結局ノドがかわく。だからってブラックにすると苦すぎるものがほとんど。少量ならいいけど、ゴクゴクは個人的にツライ。新しい「ボス デカフェブラック」は、雑味がなくてすっきり飲みやすい。なのに味は“ボス史上最高峰のコク”といわれた「プレミアムボス ブラック」によく似ている。そこはサントリーさんブレてない。コクやうまみを残しつつ、苦みや刺激感を抜いた感じだろうか。カフェインは90%以上除去されているはずなのに、シャキッとする感じがあるのも面白い。

6月16日に都内で行われた「コーヒートレンドセミナーおよび『ボス デカフェブラック』新商品体験会」では、「日本で“デカフェ”がこれほど認知されたことはなく、新しいトレンドになるかも」などと話し合われた。左から、デカフェ・スペシャリティコーヒー専門焙煎店 innocent coffee代表 楡井有子氏、「Pen」別冊企画編集部 浅賀佐和子氏、フードデザイナー石井康雄氏。
6月16日に都内で行われた「コーヒートレンドセミナーおよび『ボス デカフェブラック』新商品体験会」では、「日本で“デカフェ”がこれほど認知されたことはなく、新しいトレンドになるかも」などと話し合われた。左から、デカフェ・スペシャリティコーヒー専門焙煎店 innocent coffee代表 楡井有子氏、「Pen」別冊企画編集部 浅賀佐和子氏、フードデザイナー石井康雄氏。

  もちろん、カフェインの刺激はコーヒーを飲む醍醐味。やめるつもりはさらさらないけれど、デカフェという選択肢が増えるのは大歓迎。シーンによって使い分ければいいだけの話だ。ついついコーヒーを飲み過ぎちゃってカフェイン摂りすぎが心配という人、眠れなくなっちゃうから控えてるけど本当は夜もコーヒーを飲みたいという人、カフェインレスコーヒーはおいしく感じないから飲まないという人、暑いときは冷たいコーヒーをガブ飲みしたいという人・・・。「ボス デカフェブラック」は試してみる価値あるかも。