グルメ

家庭で余っている食品を必要な人に! 食品ロス封じの活動「フードドライブ」が表彰

岡山
【「第12回食育推進全国大会inおかやま」のポスター】

 食べられるのに捨てられてしまう食べ物は日本では年間およそ630万トン余り。国の推計では1人当たり毎日1杯のごはんを捨てる計算だ。

 いかにももったいない、この“食品ロス”の削減に取り組んでいる美作大学食品ロス削減サークル(岡山県津山市)が、農林水産省が設けた「第1回食育活動表彰」で「消費・安全局長賞」(ボランティア部門)を受賞した。家庭で余っている食品を必要な人に送る「フードドライブ」の活動などが評価された。食品ロス削減に向けた小さな一歩に国が大きなスポットライトをあてた格好だ。表彰式は、地元岡山県の岡山コンベンションセンターコンベンションホール(岡山市)で6月30日開幕する「第12回食育推進全国大会inおかやま」(7月1日まで)で行われる。

 「食育活動表彰」は多彩な食育活動の普及促進を目指す農林水産省の新たな取り組み。ボランティアと教育関係者・事業者の2部門で農林水産大臣賞と消費・安全局長賞を設けた。自薦・他薦の応募者の中から、第1回目となる今回は、食育分野で先進的な取り組みを進める計19団体・個人を受賞者に選んだ。

 ボランティア部門の農林水産大臣賞に輝いたのは、生活習慣の改善などをテーマに寸劇公演を行っている横川照子さん(富山)、キャラクター「ゴハンジャー」を用いて子ども向けの食育活動を展開する「食育戦隊ゴハンジャー」(山口県立大学)、地域の暮らし・文化・歴史に根差した食育活動を進めるNPO法人霧島食育研究会(鹿児島)。

 同部門の消費・安全局長賞は食品ロス削減サークル(美作大学)のほか、鮭川村食生活改善推進協議会(山形)、都留市食生活改善推進員会(山梨) 、あぐりちゃれんじ(北海道教育大学教育学部釧路校)、きょうと食いく先生(京都)、NPO法人花と緑のネットワークとよなか(大阪府)が受賞した。

 教育関係者・事業者部門の農林水産大臣賞は、農協や漁協らとの多彩な食育連携を進める熊本県立大学(熊本)をはじめ、小学生対象のコメ作り体験学習などを実施する西三河農業協同組合(愛知) 、子どもらが野菜の販売体験をする「キッズマルシェ」などを行ういばらきコープ生活協同組合(茨城)が選ばれた。

 同部門の消費・安全局長賞は、岸田学園行田幼稚園(埼玉)、千葉県立桜が丘特別支援学校(千葉) 、中部水産(愛知)、はぁとキッチン(埼玉)、 伊賀の里モクモク手づくりファーム(三重)、琉球新報社(沖縄) 、富士市食育推進会議(静岡)が選出された。

 「第12回食育推進全国大会inおかやま」では、受賞者の事例発表のほか、食品ロス削減をテーマにした有識者の講演会も行われる。詳細は農林水産省のホームページで