おでかけ

秋の強羅でGoTo満喫 木の温もりと客室露天

広いテラスに露天風呂
広いテラスに露天風呂

 暑くも寒くもない秋晴れの日の小旅行。例年なら紅葉狩りの名所を探して・・・という人も、今年はできるだけ人との接触が少ない旅が第一条件になっている。“GoTo”真っただ中、車で往復できる近県なら、公共交通機関を避けられるし、地域共通クーポンの使い勝手も良い。東京から車で1時間半、箱根・強羅の温泉を訪ねた。

 お世話になったのは、強羅花扇「円かの杜」。“まどか”を目でも感じられるような、昔ながらの水車に迎えられるこの宿は、全室に露天風呂が付き、食事も今では少なくなった部屋食のサービスがある。ほかの泊り客とすれ違うことがほとんどない、この時期は特にうれしいサービスが元々整った宿だ。今回泊ったのは、木の温もりが感じられる「吾木香」(われもこう)という部屋。2階の角部屋で、広いテラスに二人で足を伸ばしてもゆっくり入れる露天風呂がある。

飛騨の家具、大人のゆりかご
飛騨の家具、大人のゆりかご

 8畳の座敷にはソファ、ダイニングルームにも低めの木のテーブルがあり、部屋食も椅子に座って食べられるから、座敷に座るのが苦手という人でも心地よくのんびり食事ができる。特筆すべきは露天風呂の湯温。客室露天はうれしいけれど湯温の調節に案外苦労する、という経験は少なくないが、ここはまったく調整要らず。熱すぎず、いつまでものんびり入っていられる適度な温度が常に保たれていて、夜中でも早朝でもすぐお湯に入ることができる。

 大浴場ももちろん露天付きで、樹々を渡る風を感じながら温まれる解放感あるお風呂。今はコロナ対策で、フロントに電話を入れてから。少ない人数でゆったり楽しめるようになっている。

部屋に運ばれる夕食の品々
部屋に運ばれる夕食の品々

 部屋に運ばれる夕食は、柿鮑(かきあわび)白酢掛けから始まり、まつたけや甘鯛のわん物やぼたん海老のお造り、湯葉蒸しや飛騨牛のしゃぶしゃぶなど、季節を堪能できる品々。ちなみにこの宿「花扇」の本社は岐阜・高山。部屋の温か味ある木製家具も飛騨のもので統一されている。

松茸の香りがうれしい椀物
松茸の香りがうれしい椀物

 11時のチェックアウトまでお湯につかって宿を堪能。地域クーポンはお土産や昼食に使えるし、東京都内なら戻ってからでもその日いっぱい残額を消費できる。