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日本のモノづくりのすごさを上手に発信するには?新ブランド「双円」の試み

異なるメーカーの異なる素材なのに同じ形の器
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“かたち”でつながる新ブランド「双円」が、新しい器のラインアップを発表しました。3つの異なる素材を使って、「双円」のコンセプトデザインをベースに作られた器です。

今回発表された器は「双円」という名前だけあって、「二つの円形」をモチーフにしたデザインで、錫(スズ)、ガラス、陶器の3種類の製法による器として生まれました。

上の「ビアカップ」は、金属質が美しい錫と、透明感あふれる涼しいガラスで同じサイズの全く同じデザインです。これよりも小ぶりの「タンブラー」と、大きな「ラージタンブラー」も。

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清潔感ある白い器は陶器。もちろん、二つの円が重なった形状です「双円」のデザインコンセプトに沿っています。スタッキングも可能です。上は「おわん」。深皿もあります。写真ではわかりにくいのですが、上半分には釉薬が使われてツルっとした手触り。下は使っていないので、ちょっとサラッとした感じです。

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こちらは金属の強さと、あでやかな艶に引き込まれそうな錫の皿。豆皿から平皿まで、5つのサイズがあります。
毎日の食器、楽しんでいますか。
最近はインスタグラムなどのSNSで、食事のシーンや、目を引く食べ物、驚くように美しい食べ物などを共有する人も多いですよね。食べ物はそんな投稿の主役ではありますが、それを盛り上げる器とのコンビネーションが、さらに食べ物を引き立てます。やはり、おいしいものをのせる器は大事だなと思います。

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今回「双円」の器を使った料理の盛り付け例がこちら。日本の風土や季節に合わせた料理を発信する料理家 桑折敦子(こおりあつこ)さんが提案するオリジナル料理です。

日本の食材を生かしたビビンバを錫の皿に盛りつけて、その輝きに目を奪われます。アジア系のチキンボールのスープは陶器の小鉢に。2つの円形のあいだの窪み(上がツルっと下がサラッと)が手になじみます。ガラスのタンブラーに入れられたのは、サンチュやゴマの葉でゆで豚をロールしたサムギョプサル風。あらかじめ1ロール分が、取りやすくグラスに入れられているのは素敵です。

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こちらは片口とおちょこ。落ち着いて冷酒をいただくシーンにぴったりです。

アイディア次第で、いろいろ楽しめそうな器たちです。
「双円」のようなコンセプトの実現は初めて!
「モノづくりが凄いといわれる日本の産業だが、発信の仕方はうまくはないと一般的に言われている」。「双円」ブランドを展開するaete株式会社の鈴木健代表が目指したのは、プロダクトのデザインだけではなく製造、販売、運営までをトータルでデザインすること。

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製品のデザインを共通化する他に、パッケージデザインも同じものにしたり、それぞれのメーカーが、他の2つのメーカーが作る製品を自社の製品と並べて販売したりといったコラボレーションも実現されました。「双円」ブランドの商品は、それぞれのメーカーの販売先で、一通りそろえられるということに。そうして、今までにはなかったコンセプトが実現されたのです。

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「双円」のロゴもパッケージも、器と共にとても魅力的です。そして、日本文化の空気感が感じられます。外国の方へのお土産にも喜ばれそうです。上は錫のおちょこのパッケージ。

「双円」はデザイン会社の「aete(アエテ)」が提唱し、錫製品は「能作(ノウサク)」、ガラスは「Sghr(スガハラ)」、磁器は「NAGAE(ナガエ)」が製造しています。いずれも日本のみならず、世界でも評価の高いメーカーです。

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[双円オフィシャルサイト]
[All Photos by Atsushi Ishiguro]

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