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ご当地グルメがうまい県TOP3の「自慢の郷土料理」とは?【ちょっと面白い都道府県ランキング】

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酒田ラーメン 写真提供:庄内観光コンベンション協会 

北から南まで47都道府県、小さな日本なのに風土、文化、方言、文化、県民性がそれぞれ違います。そして同じ日本人であっても、食の好み、考え方や気質、肌色、体型も異なりますね。

TABIZINEでは、各都道府県が持つ個性に着目し、「ちょっと面白い都道府県ランキング」をシリーズでお届けいたします。

ソニー生命保険株式会社が2017年11月、全国の20歳~ 59歳の男女4,700名(各都道府県100名)に対し、「47都道府県別 生活意識調査2018(生活・家族編)」をインターネットリサーチしました。

質問の中で、47都道府県に「自慢できるもの」について尋ねています。その中で気になるのが、「我が県こそ、食べ物の美味しさがナンバーワン」と名乗りをあげた県。自信満々のトップ3のグルメ県とは。グルメ県で地元の方が太鼓判を押す、ご自慢の郷土料理とは。気になるランキングの第3位からご紹介いたします。

食べ物の美味しさ自慢 第3位 石川県(52.0%)
ダイナミックさと城下町の洗練さの融合
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金沢 近江町市場
写真提供:石川県観光連盟 

第3位は北陸の石川県でした。日本海に面した石川県では、新鮮な海鮮が魅力。素材を活かしたダイナミックな料理があれば、加賀百万石の歴史の洗練された食文化もあり、多様性に富みます。さて、グルメ県第3位の石川県民が自信を持ってオススメするご自慢の郷土料理とは。

■ 自慢の郷土料理 第1位 治部煮
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金沢 治部煮
写真提供:石川県観光連盟 

石川県民が、圧倒的自信を持ってオススメする自慢料理は「治部煮」でした。加賀料理の定番ともいえる治部煮は、鴨肉に小麦粉をまぶして、金沢独特のすだれ麩や季節の野菜と合わせ、汁はとろりとしています。味はもちろん、専用の治部煮椀が美しく、目でも楽しめるご馳走。加賀百万石の美意識を感じますね。山葵(わさび)を添えて頂きます。

治部煮が食べられるお店

金沢を味わう金沢美味紀行 金沢旅物語
http://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/gourmet/bimi/list.php?ca=9

■ 自慢の郷土料理 第2位 かぶら寿司(同率第2位)
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写真提供:金沢市 

石川県の冬の料理といえば、「かぶら寿し」。日本海で捕れた脂がのったブリを、塩漬けした蕪ではさみ、麹でつけこんだ寿し。寒さで甘みを増した蕪と、冬の荒波で捕れた寒ブリが素晴らしくマッチする逸品。お酒のお供にピッタリだそうですよ。

■ 自慢の郷土料理 第2位 かに(同率第2位)
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加能ガニ
写真提供:金沢市 

能登、金沢、橋立など石川県内で水揚げされたカニが「加能ガニ」。11月上旬が解禁。雄はズワイガニ、雌は香箱(こうばこ)ガニと呼ばれ、金沢の台所・近江町市場はカニの赤で彩られます。一度は食べてみたい、あこがれのご馳走ですね。

近江町市場
 
http://ohmicho-ichiba.com

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ソニー生命調べ 

石川県民自慢料理の第4位は、とり野菜(味噌味の鍋)と金沢カレーでした。金沢カレーも、郷土料理として定着しています。

食べ物の美味しさ自慢 第2位 富山県(53.0%)
日本海のキトキトな海の幸が自慢
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新湊漁港 昼競り
(C)公益社団法人 とやま観光推進機構 

第2位は第3位の石川県民に続き、北陸の富山県でした。こちらも日本海の幸に恵まれ、脂がのった寒ブリやとろりとした甘えび、ホタルイカなど魚好き日本人にはたまらない魅力を感じます。富山県の「キトキト(新鮮)」を味わいに、出かけたくなりますね。

■ 自慢の郷土料理 第1位 ます寿司
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ますのすし
(C)公益社団法人 とやま観光推進機構 

富山県イチオシの郷土料理は、「ます寿司」でした。筆者を含め、あなたもお好きなお寿司ではないでしょうか。駅弁でも、ロングヒットしていますね。良い香りの笹の葉を剥くと、薄紅のます寿司が顔を出します。さっぱりと食べやすく、食欲のない時でも、気がつくとペロリと平らげてしまいます。

■ 自慢の郷土料理 第2位 寒ブリ
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ぶり大根
(C)公益社団法人 とやま観光推進機構 

日本海の荒波で育った、キトキトの寒ブリは富山県の誇り。冬のご馳走の王者である、脂がのった寒ブリ。富山県ならではの「ぶりしゃぶ」、新鮮さを楽しむ「お刺身」、お互いの良さを引き立てあう「ブリ大根」。いずれも食べ逃したくない、寒ブリのご馳走です。

富山では、結婚した年のお歳暮に、お嫁さんの実家から嫁ぎ先へ、上等な寒ブリを丸々1本贈る風習があります。嫁ぎ先は、その半身をまた実家へお返しする「半身返し」が習わしで、この風習は「嫁ぶり」または「ブリ歳暮」と呼ばれるそうです。出世魚であるブリで婿の出世を願い、「ウチの娘の嫁ぶりはいかがでしょうか」と心配する親心がこめられているそうです。地域に根付いた風習を知って食べると、また美味しさも変わってきますね。

参照 
寒ブリの不思議 「嫁ぶり」って何? きときとひみどっとこむ

https://www.kitokitohimi.com/site/chiiki/buri-fushigi.html

■ 自慢の郷土料理 第3位 ほたるいか
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ほたるいか
(C)公益社団法人 とやま観光推進機構 

青白い光で夜の富山湾を照らす、小型のイカ「ほたるいか」。富山県と言えば、思い浮かぶ可愛らしいイカ。ホタルイカ漁は3月上旬から5月までに定められているため、とれたてをいただけるのは春に限られます。

■ 自慢の郷土料理 第4位 白えび
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白えび
(C)公益社団法人 とやま観光推進機構 

富山湾の宝石と呼ばれる「白えび」。富山湾でしか採れない、貴重なグルメ。口に入れるのも惜しいような美しさで、お刺身で頂くとろりとした上品な甘さが最高だそうです。春から秋にかけて富山湾に現れる、色白の美人えびです。

■ 自慢の郷土料理 第5位 ブラックラーメン
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ブラックラーメン
(C)公益社団法人 とやま観光推進機構 

富山県の地元グルメは、なかなかユニーク。真っ黒なスープに、さらに粗挽き黒胡椒。かなり塩辛いそうですが、はまると病みつきになるそうですよ。

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ソニー生命調べ 

食べ物の美味しさ自慢 第1位 山形県(64.0%) 
食文化でユネスコ認定を受けた山形県鶴岡市
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鳥海山(遊佐町・酒田市等)
(C)(公社)山形県観光物産協会 

グルメ自慢堂々の第1位は、山形県でした。トップ3のいずれも、日本海側に位置していますね。2014年12月に日本で初めて食文化でユネスコ認定を受けた、山形の鶴岡市。古くから大事に守り継いだ在来作物は50種類以上もあり、「生きた文化財」と呼ばれています。素晴らしい食の遺産ですね。

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最上川(戸沢村)
(C)(公社)山形県観光物産協会 

■ 自慢の郷土料理 第1位 いも煮
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(C)山形県庁

世界も認めたグルメ県山形の自慢の郷土料理第1位は、「いも煮」。「いも煮」は郷土料理であり、文化でもあります。「いも煮」という言葉に反応しない東北人(山形県、福島県、宮城県、秋田県、岩手県)はいないと言われるほど、地域に根付いた食文化。地域によって食材や味付けが変わるのも、興味深いです。

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いも煮会 (C)山形県庁

里芋が収穫される秋になると、家族や友人、職場の仲間で集まり、野外で行われる「いも煮会」。秋の収穫を喜び、仲間と社交を深める、シャイな東北人の出会いの場でもあります。牛肉にしょうゆ味のいも煮が作られる地域では、〆にカレールーとうどんをいれて、「いも煮カレーうどん」にするそうです。美味しそうですね。

■ 自慢の郷土料理 第2位 ラーメン
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酒田ラーメン 写真提供:庄内観光コンベンション協会 

ラーメン外食費用の全国平均は、年間5,758円。その3倍近くも食べているのが、山形県で14,585円。山形県はラーメン店舗数で第1位、インスタントラーメン消費量で第5位と、日本一のラーメン好き。もはや、自慢の郷土料理として第2位に輝くほど、山形県民に愛されています。

参考
都道府県別統計とランキングで見る県民性
ラーメン外食費用 [ 2016年第一位 山形県 ]
ラーメン店舗数 [ 2017年第一位 山形県 ]
インスタントラーメン消費量 [ 2016年第一位 青森県 ]

■ 自慢の郷土料理 第3位 米沢牛
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自慢の郷土料理第3位は、日本三大和牛に数えられる「米沢牛」。山形県米沢市で育てられた黒毛和牛の中でも、一定の条件を満たした牛だけが「米沢牛」 と呼ばれます。きめ細やかな霜降りと、香りの良い脂が特徴です。憧れのブランド牛ですね。

山形県で米沢牛がいただけるお店

肉料理 やまがたへの旅
http://yamagatakanko.com/food/?yc=19&ya=&yk=

ユネスコが認めた山形の食文化

■ 農業者が守った食の素材
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だだちゃ豆 鶴岡市
(C)(公社)山形県観光物産協会 

だだちゃ豆や温海カブなどの在来作物は約50種類も継承されており、「生きた文化財」と言われています。茹でる時に甘い香りが漂う、甘みの強いだだちゃ豆は筆者も大好物。農業者のたゆまぬ努力が、ユネスコに認定されたのは喜ばしいことです。

■ 山菜の宝庫
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山菜
(C)(公社)山形県観光物産協会 

山地が多い山形県は、山菜の宝庫。山形の春の食卓を彩る、ほんのりほろ苦い山の幸です。

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食べ物の美味しさが自慢 都道府県ランキング トップ10
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ソニー生命調べ 

第4位は高知県、以降第5位福井県、第6位北海道、第7位福岡県、第8位熊本県・大分県(同率8位)、第10位宮崎県・鹿児島県(同率10位)という結果になりました。ランクインしなかった都道府県にも、素晴らしい郷土料理があり、美味追求の旅は果てしなく続きそうです。

旅行の大きな目的は、「グルメを楽しむ」が一番人気です。美味を楽しむだけではなく、各県が守ってきた食材の継承や歴史、風習を知ると、郷土料理がなお一層美味しく感じますよ。

参照
[47都道府県別 生活意識調査2018(生活・家族編)]
[Photos by shutterstock.com]

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