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じゃがいもの煮っころがしを食べさせて|たったひとつを叶える旅 <5>

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旅の目的は「たったひとつ」で良い

旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。

あれもこれもと盛りだくさんは、大人には野暮というもの。情報が氾濫している現代だからこそ、余計なものは削ぎ落として、自分の「たったひとつ」を選び取るのが粋。旅の荷物はシンプルに、期待だけを詰めて。

私たちがまだ訪れたことのない、未知の場所や絶景。
笑顔で迎えてくれる、あたたかい地元のひと。
生産地ならではの、新鮮で美味しいもの。

珠玉のように散らばる日本各地の魅力を発信する「ONESTORY(ワンストーリー)」。「ONE=1ヵ所」を求めて日本を旅するメディアから、私たちの「たったひとつ」が見つかりそうです。

まるいものが恋しい

都会の朝食は、四角い食パンのトースト。
四角いマンションに住んで、四角いバスや通勤電車に乗り、四角い高層ビルにあるオフィスに出勤。四角いカレンダーを眺めても、毎日同じことの繰り返し。

四角いものだらけの角が心に突き刺さる時、まるいものが恋しくなります。

じゃがいもの煮っころがしを食べさせて
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地元の人々が日常的に食べる郷土料理(出荷できない小さなじゃがいもの煮ころがしや酒粕煮菜、大根のきんぴら、わらびの生姜酢など)。写真は2017年撮影時のもの

コロコロとしているまるいものって、どうしてこんなに心を惹かれるのでしょう。

角切りに切ったじゃがいもでなく、可愛い一口サイズのまんまる煮っころがし。
ああ、食べたかったのはこれだったって気がつきました。よそ行きじゃなくて、普段着のお惣菜。甘辛のじゃがいもは、ご飯もお酒も進んで、箸が止まらなくなりそう。

新潟県十日町市の雪見御膳
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「雪見御膳」写真は2017年撮影時のもの

雪国新潟県十日町市で3月頃行われる、「大地の芸術祭の里」の食プロジェクト「雪見御膳」。真っ白な雪に映えるような朱塗りの御膳に、受け継がれた郷土料理。写真右上から時計回りに鮭の焼きびたし、石垣豆腐(さいの目切りにした豆腐を柚子をきかせた寒天で固めたもの)、車麩と山菜の含め煮、つけもの、いくらののった紅白なます、野菜たっぷりの芋煮。小さなじゃがいもの煮っころがし、いくらののったなます、山菜の煮物は取り鉢でたっぷりと回ってきます。

身体に良くて、温もりを感じるご馳走

赤い塗りの漆器の御膳に、地元のお母さんたち手作りのご馳走。戸外で降る雪さえ苦にならず、「雪見御膳」のために出かけたくなりますね。春に行われるイベントで、次回の詳細はまだ不明ですが、じゃがいもの煮っころがしがあなたを待っています。

私たちが旅へ向かわずにいられないのは、日常で求められない「たったひとつ」に出逢いたいからなのです。

■もっと知りたくなったら

ONESTORY(ワンストーリー)
雪花火に「雪見御膳」を満喫する旅へ。『大地の芸術祭の里』で感じる雪国の風情。[大地の芸術祭の里/新潟県十日町]

雪見御膳

次回開催概要については、下記へお問い合わせください。
越後妻有 大地の芸術祭の里(十日町市・津南町)
http://www.echigo-tsumari.jp
2018年開催概要
http://www.echigo-tsumari.jp/calendar/event_20180113_0401
2018年の様子
http://www.echigo-tsumari.jp/column/2018/03/column_20180313

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