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ニューヨーカーが作った、お洒落な日本酒。ブルックリンのウォーターフロントにあるBrooklyn Kura(ブルックリン・クラ)

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ニューヨーカーは”Sake(サキと発音。日本酒のこと)”が大好き。冬は熱燗、夏は冷酒で楽しみますが、2018年1月ブルックリンに酒蔵が誕生。ニューヨーク生まれの日本酒とはどんなものなのか、ニューヨーク在住の筆者が取材してきました。

ブルックリンの最新スポットIndustry City(インダストリー・シティ)
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ブルックリンといえば、Williamsburg(ウィリアムズバーグ)やブルックリンブリッジの橋の袂にあるDumbo(ダンボ)地区が人気。既に、マンハッタンに住むより高い家賃になってしまいました。現在再開発が進行しているのは、ブルックリンのSunset Park(サンセットパーク)地区。元々は、19世紀に出来たウォーターフロントにあるIndustry City(インダストリー・シティ)。寂れてしまった工場の巨大ビルを利用し、お洒落なエリアに開発しようとしているのです。3万スクエアフィート(約843坪)の広大な敷地に、16棟もの同じようなビルがあり迷いそう。

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ウォーターフロントにあるIndustry City(インダストリー・シティ)からは、お隣のニュージャージー州が眺められ、なんと「自由の女神」も近くに見えます。ただし、工事中のため景観を損ねるものが多くて、あまり綺麗に見えないのが残念。ウォーターフロントと反対方向へ行くと、ブルックリン最大規模のチャイナタウンがあります。Sunset Park(サンセットパーク)地区は、以前は何もない場所ゆえ家賃も安かったのですが、これからは値段が上がりそう。開発しているのは、Chelsea Market(チェルシーマーケット)を成功させた投資会社。この次はブロンクスの構想もあるようで、ヤンキースタジアム近くのビルも購入しています。

近年Brooklyn Flea Market(ブルックリンフリーマーケット)の会場(2018年8月現在土曜日開催)にもなっているので、筆者も訪れたことがありますが、最寄りの地下鉄駅(36th Street N, R, D トレイン)を降りると、何もない田舎の町にしか見えません。しかしながら、ウォーターフロント方向に歩いて行くと、これがそうかなあという倉庫街に辿り着きます。

カフェのような開放感
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Industry City(インダストリー・シティ)は、もともと倉庫・工場だけあってスペーシャス。ビル間の通路は夏はグリーンに溢れ、テーブルや椅子があり、自由に好きなところに座れます。ただし、敷地が広いのでお目当てにたどり着くまで大変。現在はまだテナントも埋まりきっていないので、立て看板を辿っていきましょう。

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Brooklyn Kura(ブルックリン・クラ)は、日本酒を飲ませるというより、カフェのような開放感。アルコールを飲む敷居の高さや閉鎖感を感じませんね。気軽にお酒を飲めるのは、女性にも嬉しいもの。個人的には、店の雰囲気が「スタバ」に近い印象を持ちました。

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店内の奥にあるシルバーのタンクが酒蔵です。ニューヨーク生まれの日本酒ですよ。

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金曜日の夕方6時頃に訪れたら、クリエイティブ関係の仕事の人たちが多く訪れていました。ビジネス・ミーティングも兼ねているのかもしれませんね。

これが日本酒?ワインみたい!
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早速ニューヨーク生まれの純米吟醸の生をオーダーしてみました。

一番人気の”#14”(ほんのり熟れたピーチハニデューメロンの香り)と、バナナの香りの”Blue Door”の2種類。

一口頂いてみると、軽くほんのり甘く、日本酒というより口当たりの良いワインを頂いているよう。日本酒独特の尖った角がなく、丸くほんわりしています。「日本酒はちょっと苦手」という人でも、スッと入ってしまう飲み口。「え、これが日本酒なの?」と驚きますよ。

チーズとの相性も最高
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おつまみとして、Cheese Plate(チーズプレート) 17ドルをオーダー。ちょっとお高いなと思ったのですが、セレクトされた3種類のチーズがいずれも美味しく、お酒に良く合います。お酒もチーズも共にどんどん美味しくなる感じ。

原材料は何を使っている?
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ニューヨーク生まれの純米吟醸の原料はどうやって調達しているのでしょうか。

共同経営者Brian Polen(ブライアン・ポーレン)氏と、PR担当の女性にお伺いしてみました。

米はアーカンソー州から山田錦、カリフォルニア州はCalrose(カルローズ)、水はニューヨーク・ブルックリンのものを使用して、30-45日間かけて製造されるそうです。ニューヨークの水は軟水で質が良いことでも知られており、ニューヨーク北部キャッツキル山地の雪解け水をためている湖から大きな送水管でニューヨークに水を調達、全米でも最も綺麗な水のひとつと言われています。

美しすぎる、淡いピンクの日本酒
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カウンターで純米吟醸を頂いていると、美しいピンク色のお酒を発見!これは女性向けですね。とても綺麗です。筆者も頂いてみましたが、軽く甘く、ふんわりとした夢のような味。パーティなどのアペリティフ(食前酒)に良さそうな気がします。またほのかなピンクは、女性の手や顔をより美しく見せる効果もあると感じました。この美しいお酒は、2018年8月9日現在ソールドアウト。再登場を待ちたいですね。

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マーケティング開発に意欲的
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写真左から 共同経営社長のひとりBrian Polen(ブライアン・ポーレン)氏と、PR担当の女性スタッフ

共同経営社長のひとりBrian Polen(ブライアン・ポーレン)氏が、PR担当の女性スタッフを紹介してくれ、おふたりから話を伺うことが出来ました。

Brooklyn Kura(ブルックリン・クラ)のお酒はすでにニューヨークのレストランや酒類販売店に入荷しており、一般に広まってきています。共同経営社長のひとりBrian Polen(ブライアン・ポーレン)氏はグラスを片手に店内あちこちの客席を回っており、ビジネス展開に意欲的。Brooklyn Kura(ブルックリン・クラ)が誕生するまでは、グリニッジビレッジの自宅で醸造研究をしていたそうですよ。飲食業界というよりビジネスのエキスパートである印象を受けましたが、前職はアメックス(AMEX)の(企業)分析専門と知り納得。アメリカ人にも、抵抗なく飲みやすいニューヨーク発日本酒を成功させるのは、最高のビジネスチャンスなのかもしれません。

ニューヨークと化学反応する日本酒
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共同経営社長のBrian Polen(ブライアン・ポーレン)氏は前職金融系のエキスパート、共同経営および醸造担当のBrandon Doughan(ブランドン・ドーン)氏は前職大学の生化学者。数字と化学の専門家であるふたりが出会ってBrooklyn Kura(ブルックリン・クラ)が誕生し、ニューヨークの軟水と日本酒が化学反応して、軽く柔らかな日本酒が出来ています。興味深いですね。

日本のメディアからも注目されている
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地球の歩きかた

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ダイナースクラブの会員誌「Signature」

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JALカードの会員誌「AGORA」

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日本のメディアにも登場済み。「この雑誌、知っている?」と見せて頂きました。

Industry City(インダストリー・シティ)は、お洒落な店がいろいろ
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Industry City(インダストリー・シティ)は、他にもお洒落が色々。これからも次々と新店がオープンし、トレンドのエリアになりそうです。マンハッタンミッドタウンから地下鉄で約30分。足を伸ばして、ニューヨーク発のSake(酒)を味わってみては如何でしょうか。

Brooklyn Kura(ブルックリン・クラ)

住所:68 34th Street、Brooklyn, NY 11232
TEL:347-766-1601
URL:https://www.brooklynkura.com/

週末のみ営業
•金曜日 Friday (5pm to 9pm)
•土曜日 Saturday (1pm to 9pm)
•日曜日 Sunday (1pm to 6pm)

グラスで9ドルから
https://www.brooklynkura.com/our-tap-room/

[All photos by Hideyuki Tatebayashi]
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