おでかけ

一年に2回、10分だけの奇跡の絶景 「トオルマの夕日」

img_166286_1  春分と秋分の日に出現する自然の神秘だ。高知県土佐清水市の足摺岬(あしずりみさき)では、年に2度、真西へ沈む夕日の光が洞窟をすり抜け、黄金色の一条の光が海面を染める「トオルマの夕日」を見ることができる。次のタイミングは、今月23日前後の数日間のみだ。 

 トオルマとは、「洞窟の幅が舟の通る間ほど」という意味から来た言葉。海蝕でできた長さ約80m、幅約4mの洞門を、黄金色の夕日が貫く神秘的な自然現象を、いつからか「トオルマの夕日」と呼ぶようになったという。 

 地元の漁師の調査によると、この洞窟は直線ではなく、途中で折れ曲がっているにも関わらず、年に2度、ほんの10分間だけ光がまっすぐ差し込むのだそうだ。曲がりくねった洞窟の隙間を、夕日がまっすぐ通る不思議。この神秘的な現象は、世界でも足摺とマヤ遺跡(ククルカン)だけと言われている。 

 大自然が生み出す奇跡の絶景、今ならこのトオルマの夕日を臨む「足摺岬サンセットクルーズ」で、海上から見ることができる。