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日本に帰国して感じる 「逆カルチャーショック」体験を告白【5】日本で驚いた交通事情について

逆カルチャーショック第4段は日本の交通事情について。毎日のように使うが故に、当たり前すぎて気づかなかった日本の「移動」に関するびっくり体験記をご紹介します。
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名前の無い道路
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日本の道路は、国道などの大きな道路には○○線、○○通りなどの名前がついていますが、他の小さな通りにはいちいち名前が付いていません。誰かの住所を探すときも何丁目のどの辺か把握したのち、家号を探すという流れになります。

筆者の住んでいたアメリカでは、住宅街などの小さい通りでも名前がついており、その通りの名前さえわかれば、大きな通りを起点としてどのあたりか分かるような仕組みになっています。この仕組み慣れてしまうと、日本で「○○区の○○」と言われても、それがどこなのか見当もつかず、知りたい住所を探すのに一苦労してしまいます。

クラクションが鳴らない
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久しぶりの日本の道路で驚くのは、どんなに交通量の多い場所でもさほどうるさくない事。つまりクラクションを鳴らしながら運転をする人がそれ程いない事です。前を走る車が信号が青になったのに動かないなどがあれば、気づかせるためのクラクションを聞くことはあれど、前の車の運転にイライラした、他の車の運転が荒くて危ない目にあった、ということが日常的に感じられないのはとてもいい事だと思います。

アメリカではいわゆる大都市であればあるほど、「Crazy Driver」率が高くなり、急な追い越し、割り込み、スピード違反などが日常茶飯事で、クラクションを鳴らさざるを得ない場面が増えて行きます。

バス停が親切
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電車が通らないエリアまで運んでくれる便利なバス。日本のバス停のすごいところは、まず「そこがバス停であることがわかること」。それって当たり前でしょ!?と思うかもしれませんが、日本のバス停には時刻表やベンチ、時には雨よけなどがついており、そのエリアに土地勘のない人が見ても、ここにバスが停まるんだな、と理解することができます。さらに「時刻表が載っている」ことで、後どれくらいでバスが来るのかとても分かりやすいです。

海外のバス停では、地方に行けば行くほどそもそもどこがバス停なのか誰かに聞かなければ分からなかったり、小さい看板をよ〜く見ないとそこにバスが停まることがわからなかったり、時刻表なんて存在しない場合もあります。いつ来るのかわからないバスを、だいたいこの辺りに停まるかな?という推測で待つ海外のバス停に比べ、日本のバス停は乗る人に親切だと感じます。

電車で寝ている人が多い
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朝の通勤電車や帰りの電車で寝ている人が多いのも日本らしいなと思います。公共の交通機関というのは、知らない人とスペースを共有するパブリックスペース。どんな人がいるかわからない中で、無防備にも寝ている人がいるのは危機意識がないと同時に、日本がいかに安全であるかを示していると思います。

中にはスマホなどを持ちながら爆睡している人など、海外だったらすぐに盗難のターゲットになってしまうような場面にハラハラしてしまうこともあります。さらに、電車でずっとウトウトしている人でも、自分の降りる駅に着くとパッと目を覚まし、降りていくのもすごいなと思います。

時間通りに来る電車
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「何時何分発の電車に乗りました」という連絡を受けると、「じゃあ○○時には駅に着きそうだな」と計算でき、実際にほぼ予定通りにその時間に目的地に着けることは日本では当たり前ですが、これは海外と比べるとかなり凄いことです。

場所による違いはありますが、まずは電車が予定時刻通りに出発できること、問題もなくスムーズに運行し、目的地に着けることは海外では余り期待できません。「目的地に着く」ということさえ満たしていればいい海外の電車の多くは、想定よりも時間がかかってしまうこともしばしば。それに比べると都心などではあれほど多くの本数が走っておきながら正確な時間管理ができていることは、それだけでも素晴らしいサービスだと感じます。

日本の交通は使う人が極力快適に利用できるように、細かいところまで考えられていたり、サービスが行き届いていると感じます。しかしそれが当たり前になってしまっているために、数分でも遅れが出ると利用者がイライラしだす、駅員が謝り出すなど、利用する側も過度なサービスを期待しすぎているとも感じてしまいます。まずは毎日快適に過ごせるシステムが整っていることがいかに恵まれているかを実感し、それを支えてくれる人への感謝の気持ちも忘れないようにしたいものですね。

[All photos by Shutterstock.com]

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