おでかけ

【お花見特集2020】畑地帯に佇むヤマザクラの巨木「一心行の大桜」

春の陽気とともに待ち遠しくなる桜の開花。豪快に咲き誇るピンクの花に、心躍らせたことはありませんか? 見慣れた桜景色を今年も見られる喜びもありますが、まだ見ぬ桜の風景を求めて旅してみてはいかがでしょう。全国に点在する桜の名所を特集でご紹介します。今回は熊本県南阿蘇村にある「一心行の大桜」。畑地帯にどっしりと佇む存在感のある大きな桜の木には、地元の人が特に大切にしている秘密がありましたよ。満開から3日間のライトアップも見ものです。
【お花見特集2020】畑地帯に佇むヤマザクラの巨木「一心行の大桜」 画像1

南阿蘇村のシンボル「一心行の大桜」
【お花見特集2020】畑地帯に佇むヤマザクラの巨木「一心行の大桜」 画像2
南阿蘇村のにあるヤマザクラ「一心行の大桜」は、樹高14メートルにもなる巨木で、畑地帯という環境から周辺に大きな建物がなく、遠くからでもよく目立つ存在の桜です。近くには菜の花が咲き、黄色い菜の花越しの桜も人気の写真アングルに。

【お花見特集2020】畑地帯に佇むヤマザクラの巨木「一心行の大桜」 画像3
樹齢およそ400年といわれるこの桜の木は、約50数年前に雷が直撃して幹が6本に裂けて現在の形になったのだそう。枝張りは東西に21.3メートル、南北26メートルあり、幹周りは7.35メートルにもなるそうです。落雷後も台風などの被害で、幹の傷や空洞などが確認されているため、現在は保存のため周囲が柵で囲まれ、大切に保護されています。

「一心行の大桜」とは
【お花見特集2020】畑地帯に佇むヤマザクラの巨木「一心行の大桜」 画像1
この桜の名の由来は、この近くにあった鶴翼城(かくよくじょう)の城主・伯耆守惟冬(ほうきのかみこれふゆ)にゆかりがあります。ここからもう少し離れた地、現在の宇城市にあった矢崎城の城主も兼任していた惟冬は、1580年に島津の侵略の際に矢崎城の戦火に散り、残された妻子や少数の家臣がこの地に戻って1本の桜を植樹。菩提樹として、戦死した惟冬と一族の例を供養するために一心に行をおさめたことから、この名がついたのだそうです。

夜のライトアップ
【お花見特集2020】畑地帯に佇むヤマザクラの巨木「一心行の大桜」 画像5
「一心行の大桜」は満開宣言から3日間ライトアップされ、豪勢に咲き誇る夜桜の風景を楽しめるほか、毎年3月下旬から4月上旬には桜まつりが開催されます。

【一心行の大桜】
所在地: 〒869-1505 南阿蘇村大字中松3226-1
電話: 0967-67-1112(南阿蘇村役場 産業観光課)
ライトアップ: あり(満開宣言から3日間)
桜まつり: あり(3月下旬から4月上旬)
臨時駐車場(桜まつり期間中): あり(約700台)※有料
公衆トイレ: あり
(公社)熊本県観光連盟公式サイト: https://kumamoto.guide/spots/detail/10228

2020年開花状況の見込みは?
「一心行の大桜」の見頃時期の目安は例年3月下旬~4月上旬となっていますが、2020年2月20日発表の日本気象株式会社の情報によると、九州の開花時期は平年並みか平年より早い見込みと予想されています。
今後の気象状況で予想は変動することがあるので、情報を随時ご確認くださいね。

日本気象株式会社: 2020年桜の開花・満開予想

[情報協力・写真提供: 熊本県]
Please do not use the photos without permission.


tabizine_logo

TABIZINE
TABIZINE(タビジン)は旅と自由をテーマにしたライフスタイル系メディアです。
旅の情報や世界中の小ネタを通して、旅に行きたくてたまらなくなる情報や、
日常に旅心をもてるようなライフスタイルを提案します。