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オリエント急行で優雅なティータイム!旅気分を満喫できる「箱根ラリック美術館」

言わずと知れた温泉地、箱根。実は多数の美術館が点在しており、アートの地としても名を馳せます。そのうちのひとつ「箱根ラリック美術館」は優れたコレクションはさることながら、特別展示「オリエント急行」で楽しむ優雅なティータイムが人気。今回は豪華なサロンカーで満喫するアート体験をご紹介しましょう。
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ルネ・ラリックの作品を一堂に集めた美術館
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「箱根ラリック美術館」はアール・ヌーヴォー、アール・デコの両時代に活躍したフランスの芸術家、ルネ・ラリックの生涯を綴った美術館。ラリックが手がけた繊細で芸術性豊かなジュエリーやガラス作品、室内装飾など約230点が展示されています。

佇むのは仙石原交差点のほど近く。バス停も目の前にあるためアクセス便利なロケーションです。宿をチェックアウトした後の箱根散策にも最適な場所といえるでしょう。

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カルティエをはじめとした数々の一流宝飾店でジュエリーデザインを手掛け、1900年のパリ万博ではグランプリを受賞したラリック。ジュエリーデザイナーとして成功した後にはガラス工芸家へ転身し、香水瓶や噴水、教会など幅広いジャンルで独創性あふれる作品を創作。その代表作のひとつがオリエント急行の室内装飾です。
箱根で出合う、憧れのオリエント急行
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美術館の敷地内には、ラリックがデザインを担ったサロンカーが「LE TRAIN(ル・トラン)」として特別展示されています。これは1929年製造の一等車で、パリと南仏を結ぶ「コート・ダジュール特急」として使用された後に、1982年〜2001年にパリからイスタンブールまで走るオリエント急行として活躍したもの。外観の鑑賞だけでなく、車両の中でティータイムを満喫できるとあって、鉄道ファンのみならず多くの観光客から親しまれています。

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「ル・トラン」の公開時間は10時~16時までの毎時、約45分間の交代制(定員20名)。受付は当日現地にてのみ。美術館に到着したら、まず手配を済ませておきたいところ(2,200円・税込)。

各回ともに、はじめに車両隣のスペースで映像による説明が5分ほど行われます。ルネ・ラリックやオリエント急行の歴史や魅力、箱根に輸送された当時の様子などをうかがい知ることができます。
旅情を誘う、壮麗で高貴なサロンカー
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そして、いよいよ乗車。カーペットや椅子などは当時のままという車両内は、アガサ・クリスティの小説や映画の世界観そのもの。一歩足を踏み入れれば、古き良き時代へタイムトラベルしたかのような感覚になれる華麗な空間です。

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ラリックが手がけた、柔らかな光を演出するガラスパネル「彫像と葡萄」はこの車両だけで実に150枚以上。さらにラリックの娘、スザンヌがデザインした花束のパネルなど煌びやかな装飾がそこかしこに。

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壁に設えられているのは、最高級木材と知られるマホガニー。往時のデザインに復刻されたテーブルランプや食器が、ひときわ旅情を誘います。

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真っ白なクロスが配されたテーブルにティーセットが配置されます。感染防止対策の観点からアクリルパネルが施されていますが、優雅な趣はそのまま。一人参加でも相席ということはないので、ゆったりと寛ぐことができるのもうれしい。

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ドリンクは紅茶、コーヒー、ハーブティーからセレクト可能です。パティシエによる手作りスイーツは季節ごとに変化。訪れた3月はカカオの香り漂うチョコレートシフォンでした。

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シフォンケーキは見た目以上にふわふわで、雲のような口当たりとエアリーな食感が印象的。風味豊かな紅茶とも好相性で、口の中で広がるハーモニーは至福そのもの。古の貴婦人気分で味わいたい魅惑のスイーツです。

アガサ・クリスティをはじめとする各界の著名人に愛されたオリエント急行。自由に海外へ行くことが難しい今、華麗な空間で時空を超えた旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
箱根ラリック美術館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1
電話:0460-84-2255
営業時間:9:00~17:00(美術館入館は16:30まで)
休館日:年中無休(展示替のため臨時休館あり)
入館料:大人 1,500円、大学生・高校生・シニア(65歳以上) 1,300円、中学生・小学生 800円
駐車場:無料
URL:http://www.lalique-museum.com/

LE TRAIN(ル・トラン)
予約時間:10:00〜16:00(電話予約不可)
料金:2,200円(ティーセット付き)
URL:http://www.lalique-museum.com/letrain/

[All photos by Nao]
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