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相棒はウサギ!海外で注目される、ボランティアしながら世界を旅する日本人

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(C) Kawahara Keiichiro

今回ご紹介するのは世界中のメディアにひっぱりだこの河原啓一郎さんという方。彼はなんとユーラシア大陸を自転車ひとつで横断、ボランティアをしながら世界中を旅しているんです。しかも旅の相棒は「ウサギ」という彼。

実は中国では知らない人はいない、という程とっても有名人の河原さんですが、その旅の経緯や独自の人生観についてお伝えしたいと思います。
大学生のときに見た光景が人生を変えた
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(C) Katherine Chulkova

ボランティアをしながら旅をする河原さん。彼は大学生のときに途上国でのボランティア経験を通し、世界中で助けが必要な人たちの多さや医療普及率の低さに驚愕したといいます。そんな彼は「子どもにも大人にも、お金がない人にも、みんなに手が届く医療を」と大学卒業後に世界中でボランティアをするために看護学校への再入学を決意。晴れて看護師となったとき、自転車での旅をスタートさせました。

「ボランティアは組織や団体で行うものだけじゃない」
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河原さんは過去に日本、中国、カンボジア、ミャンマー、バングラディシュ、インドなどをめぐっています。日本語講師などの教育支援、医療支援、孤児院支援など多岐にわたりたくさんの活動をしてきました。

とくに中国の雲南省で大規模地震があった際には、日本人としていち早く現場へ赴き、過酷な環境の中で尽力。中国でもそのニュースは話題となりました。

彼の考えるボランティアの原点は、組織などに入ってするものだけがボランティアではなく、日々の生活のなかで「他の人のことを考える」ことだと言います。
自転車で旅するが故の危険さ
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(C) Kawahara Keiichiro

自転車で旅することを選んだのは、「列車やバス移動だと見逃してしまう景色や出会いの数々を、自転車だと思う存分大切にできると思ったから」だと語る河原さんですが、その彼の言葉通りにたくさんの美しい景色や出会いに恵まれてきたといいます。

ただその一方で危険が伴うのも事実。とくに日中関係が悪化していた2012年には中国で自転車を盗まれたり、突然20人ほどの男たちに襲われ、命からがら逃げ出したという辛い経験もあります。ただそのあとに中国人から届いたのは、「中国を代表して謝りたい」などという内容の8万件のメッセージ。そんな事件のあとも、「被災者にボランティアの国籍は関係ない」と中国から離れることなく、医療の必要な地域へボランティアへ向かいました。

「中国でもっとも影響を与えた若者の一人」に認定される
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(C) Kawahara Keiichiro

そしてついに2013年には中国の大手雑誌の年末特集『十大感動』で、中国でもっとも影響を与えた若者のひとりとして、唯一の日本人として河原さんが選抜されました。その反響は凄まじく、中国全土で彼の独占密着番組がなんども放映されたほどです。

ただ「有名になるのが目的ではない」という彼は現地の実態を伝える報道以外のテレビ番組出演や書籍出版のオファーなど一切を断り、ただただ「いちボランティアとして」いまなお世界中を駆け回っています。
「自分が親になったとき、子どもに誇らしく思ってもらえる存在でありたい」
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(C) Kawahara Keiichiro

将来の夢は自分の一番好きな国に孤児院を作って、子どもたちに教育の場を与えてあげることだと語る河原さん。その内容は地元の標準教育だけでなく、外国語の教育や将来子どもたちが雇用を手にしやすい環境作りも大切な要素で、いうなれば河原さんの目指すのは「ボランティアの介入が必要ないコミュニティ」をつくること。

最終的には彼ら自身が自立し、いつか彼らの子供たちがそのコミュニティを受け継いでいくような、良い循環をつくることが最大のゴールだといいます。そんな河原さんもいつかは子を持ち、親になる立場。たくさんの愛をこれまで運んできた彼ですが、もうひとつの夢は「自分の子どもに誇らしく思ってもらえる父親」であること、だそうです。

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(C) Kawahara Keiichiro

河原さんはイランで友人からプレゼントされたウサギの「くうちゃん」と共に、いまも世界中に愛と笑顔を運ぶ活動を続けています。「ウサギもパスポート必要なんですよ。」とくすっと笑いながら話してくれた彼は、どこか近所の優しいお兄さんを彷彿させる優しさに満ち溢れた方。

彼の優しさに少しだけ触れさせてもらった筆者は、人の優しさというのは巡り巡っていく、というとてもシンプルで確かな事実を彼から教えてもらいました。「まずは身近な人を大切に」そんなことが今の時代には一番必要なことなのかもしれませんね。

[河原啓一郎さん公式ブログ]
[Livedoor News]
[Global TImes]
[TED]
[Japan Press]
[CHINA DAILY]

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