おでかけ

元航空会社カウンター勤務に聞いた、こんな旅行客あんな旅行客

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春は旅のシーズン。国内へ、海外へ。あなたも飛行機を利用することでしょう。空港にやって来ては、目的地へ去っていくあんな客こんな客。

某航空会社の国内線カウンターで勤務されていた方から、こぼれ話を伺ってみました。そこで、航空会社地上勤務者が見ていたものとは。

大好きなんです。マニアックな客
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某航空会社が好きでたまらない、マニアな利用客。旅する時は、「●●エアライン」一筋。他のエアラインなんかお呼びじゃありません。マイル付きのカードは、もちろん上級会員の「プラチナ」狙い。先日は、500回目の搭乗を祝ってもらいました。ペットの犬の名前だって「●●」という溺愛ぶり。毎日だって、乗りたいくらいお好きだそうです。航空会社としてはありがたいお客様ですね(笑)。

セレブな客
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利用客の中には、一般人のみならず、有名人もいるそうです。日本の俳優や女優さんの他、大物ではトム・クルーズも。セレブになると通常は専用機ですが、映画宣伝のため民間機を利用したそうです。

困った客あれこれ
あなたひとりのために、飛行機は飛ばせません
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飛行機は乗客の安全のためにも、台風や悪天候で欠航になる場合があります。そんな時、「用がある、飛行機を飛ばせ」とクレームする困った客。目的地へ急いでいるのはお互いさま。事故が起きたら、言い出した人は責任が取れるのでしょうか? 困った客ひとりのために、飛行機は飛ばせません。

また、運行路線がないのに「不便だ。この区間を飛ばせ」とクレームする客。飛行機は、タクシーじゃありませんよ。

持ち込み制限がありますよ
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地元の銘酒を持って帰りたくても、国内線でも機内持ち込みには制限があります。アルコールは可燃性ですから、大量のお酒は危険。持ち込みの重量制限を超えた地元の銘酒を持って帰ろうとした利用客は、空港カウンターで足止め。「機内持ち込みをオーバーしているので、心残りのないようここで飲んでください」。もちろん全部飲む事は出来ないでしょうが、名残の酒は味わえたのでしょうか(苦笑)。自家用車とは違いますので、持ち込み制限もチェックしておきたいものです。

■アルコール飲料(日本国内の場合)
機内持ち込み・預けともに可
※アルコール度数が24%を超え、70%以下のものは、一人 5リットルまで

あなたのために皆が待っています
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飛行機が遅れる原因で一番多いのは「搭乗客の遅刻」。カウンターでチェックイン手続きをした客は、搭乗するまで待たなきゃいけません(チェックイン手続きをせず遅れた客は、置いていかれます)。アナウンスで繰り返し搭乗を呼びかけるのはもちろん、職員が探す時もあるそうです。困ったものです。

遅刻の原因は、「買い物・おみやげの物色」「施設での飲食」「トイレ利用」などがあるそうですが、一番は空港内での「買い物・おみやげの物色」だそうです。もしかしてあなたにも遅刻の心あたりがあるでは? ひとりのために出発が遅れると、すべてのスケジュールが狂います。時間つぶしのおみやげ物色は、搭乗時間をチェックしながら早めに切り上げましょう。

利用客に喜んでもらうために
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飛行機の利用客はさまざまです。中には、お年寄り、ハンディキャップのある方も。車椅子を利用される搭乗客には、空港職員が機内に着席するまで同行。歩くのが困難なお年寄り、ハンディキャップの方は、最後に搭乗し、着陸後最初に降りるそうです。慌てて事故のないよう、空港職員が付いてくれるそうなので安心できますね。接客の気持ちが通じて、「よい思い出ができた」と言われると、本当に嬉しいそうです。

日本に不慣れな海外旅行客は「親切に接客してくれてありがとう」とチップをくれようとする事も。

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人が行き来する空港。そこには毎日ドラマが起こっているのです。

[All photos by Shutterstock.com]

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