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一流の道へ、女子ゴルフ安田祐香  NECと所属契約交わす

所属契約会見で握手を交わす安田(右)と中俣力NEC常務
所属契約会見で握手を交わす安田(右)と中俣力NEC常務

 アマチュア時代に数多くのタイトルを獲得した女子プロゴルフの安田祐香がNEC(日本電気)と所属契約を結び、2月21日発表した。NEC所属の女子プロは岡本綾子、福嶋晃子、原江里菜に続いて4人目で、いずれも実力者ばかり。安田に対するNECの期待の大きさが感じられると同時に、安田も「日本代表する企業の所属プロになり、誇らしい気持ちでいっぱいです」と意欲満々で一流プロへの道を踏み出す。

▽挑戦の姿勢、企業理念と合致
 NECは1992年から女子ツアーのNEC軽井沢72トーナメントを主催しているほか、日本ゴルフ協会(JGA)のオフィシャルスポンサーを務めるなど、ゴルフをプロアマ両面でサポートしてきた。安田は日本女子アマ、アジアパシフィック女子アマ優勝のほか、2019年に初めてマスターズ会場のオーガスタナショナルGCで開かれた女子アマ選手権で3位に入るなど、アマ時代の実績は申し分ない。
 発表会見でNECの中俣力常務は「安田プロは弱冠19歳ながら限りない可能性がある。出場したプロの試合でもほとんど予選を通過するなど精神力も素晴らしい。若くして海外に挑んでいく姿勢と、安心安全で人間の幸せを追求する企業理念が合致し契約に至った。長いお付き合いになればと願っている」と、所属契約を結んだ理由について説明した。

▽体を鍛えろ、岡本助言
 会見では先に所属契約を結んだ先輩プロたちから「NECトーナメントでしっかりプレーし大会を盛り上げましょう」(原江里菜)といったエールも寄せられた。初代契約プロの岡本綾子は、163センチの細身でアマ時代に腰痛で苦しんだ安田の体を踏まえ「アマ時代の成績は忘れ、1年目は強い体をつくることが大切です。不調の時も明日は明日の風が吹くと割り切り、目標に向かって頑張ってほしい」とアドバイスした。

チャーミングな笑顔も魅力
チャーミングな笑顔も魅力

 

▽目が離せぬ逸材対決
 安田のプロデビュー戦は、3月5日からのダイキン・オーキッド・レディース(8日まで・沖縄県琉球GC)だが、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、史上初めて無観客で開催される。「いよいよ始まる。たくさんバーディーチャンスにつけ上位争いに加わり、応援してくれた人たちにお返ししたい」と抱負を話し、今年は早めの賞金シード権確定を目標に挙げた。そして「近い将来、米ツアーのフル参戦を目指したい」ときっぱり。安田は2000年度生まれで逸材がそろう女子ゴルフの「プラチナ世代」の一番手。1998年度生まれの畑岡奈紗、勝みなみ、渋野日向子ら「黄金世代」との切磋琢磨の日々が始まり、女子ゴルフからますます目が離せなくなる。