とっておきの地酒には駄菓子を！AIが導き出した異色＆絶妙なペアリング体験が「とっとり・おかやま新橋館」で開催中！

豊富な日照量と温暖で安定した気候が特徴の岡山県では、かねてから酒米栽培が盛んであり、日本酒をはじめとした様々な地酒製造の歴史が紡がれてきました。この秋、そんな由緒正しき岡山県の地酒の歴史の中でも、前代未聞となるイベント「おかやま地酒×駄菓子 AI味覚センサーペアリング」が、東京都新橋のアンテナショップにて開催中です。地酒と駄菓子という異色なペアリングとはいかなるものなか？イベントの概要や実際のペアリング体験の記録をレポートします！

岡山県の地酒×駄菓子の異色ペアリング！

「秋あがり」や「ひやおろし」が出回ることから秋が旬とされている日本酒。この秋、岡山県のアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」2階の「ももてなし家」にて、岡山産の地酒と駄菓子のペアリングを体験メニューが期間限定で提供されます。（提供期間：2024年9月27日（金）～10月14日（月・祝）を予定）

なぜ駄菓子をペアリング？

古くから愛され続け、現在は海外観光客にも人気の日本の駄菓子。岡山県にはテニスコート9面分の敷地を誇る国内最大級の駄菓子売り場「日本一のだがし売場」があり、県外からも多くの人が訪れ賑わうスポットです。

そんな駄菓子の聖地を有する岡山県のもう一つのお宝「地酒」との組み合わせを考案し、それぞれの可能性を追求するという目論見から、今回の異色ペアリングを楽しむイベントが実施されました。

味覚AIが導き出した地酒と駄菓子のマリアージュ

今回の異色のペアリングを導き出したのは、味博士こと鈴木隆一氏が開発したAI味覚センサー「レオ」。人間が舌を通じて感じる「五味（甘味・塩味・酸味・苦味・うま味）」をデータで計測し、地酒と駄菓子の相性を数値化したのこと。

AI味覚センサー「レオ」開発者：鈴木隆一氏（右）

鈴木氏は「岡山県の地酒はうま味やコクが大きいものが多く、駄菓子の尖った甘味や塩味をまろやかに緩和してくれるので、相乗効果が生まれおいしさを感じやすい」と語り、今回のペアリングの相性のよさは開発者も太鼓判を押しています。

どのペアリングがおすすめ？

ペアリングの種類は以下の全5種。岡山県特産の酒米「雄町」から作られた銘酒となじみ深い駄菓子を一緒に楽しむ事ができます。

ペアリングの種類
1.『御前酒純米美作』×ブラックサンダー
2.『大典白菊純米大吟醸雄町』×ベビースターラーメン
3.『燦然特別純米雄町』×ポテトフライフライドチキン味
4.『櫻室町純米吟醸備前幻』×ヤングドーナツ
5.『独歩雄町米ラガービール』×うまい棒めんたい味

どのペアリングも素敵ですが、筆者の個人的なおすすめベスト3を紹介。

3位は菊池酒造の『燦然特別純米雄町』×ポテトフライフライドチキン味のペアリング。パンチのあるポテトフライの味が燦然のふくよかな甘味が絶妙にマッチしていました。

2位は室町酒造が手がけた『櫻室町純米吟醸備前幻』と、ヤングドーナツとのペアリング。備前幻はワインのような苦味が少しあり、甘～いヤングドーナツと味のバランスを補完し合っている味わい。

1位は白菊酒造の『大典白菊純米大吟醸雄町』×ベビースターラーメン。塩味とうま味にが際立ったベビースターラーメンに、白菊の甘味が加わり複雑な風味が口に広がり絶品でした！

新感覚のペアリングを体験しにいこう！

今回はこの秋に東京都新橋に開催中の「おかやま地酒×駄菓子 AI味覚センサーペアリング」について紹介しました。今イベントで提供される地酒はアンテナショップにて購入可能です。気に入ったお酒があれば自宅で簡単に再現できるのも今回のペアリングの魅力。

岡山県が世界に誇る地酒と駄菓子の異色ペアリングを体験して、新たな可能性と発見をしに行ってみてはいかがでしょうか？

ビストロカフェ「ももてなし家」（とっとり・おかやま新橋館）
住所：東京都港区新橋1丁目11−7 新橋センタープレイス 2階
営業時間：11:00～21:30（L.O.21:00）
定休日：年中無休（12/31～1/3を除く）
電話番号：03-6280-6475
公式サイト：https://www.torioka.com/eat/

▼おかやま地酒×駄菓子 AI味覚センサーペアリング
開催期間：2024年9月27日（金）～10月14日（月・祝）
地酒飲み比べセット価格：3種 1,000円（税込）／4種 1,200円（税込）／5種 1,600円（税込）
※『独歩雄町米ラガービール』が入る場合は別途200円（税込）必要です。
※仕入れにより内容が変更する場合があります。

［Photo by TABIZINE編集部］