
「腸活」「温活」「眠活」など、健康維持や改善を目的とした「○○活」がすっかり身近なものになっている。では、実際にどんな活動が知られ、どんな食品が取り入れられているのか。マーケティングリサーチ会社のアスマークが全国の20~59歳の男女800人を対象に調査したところ、健康活動によって選ばれる食品には、はっきりとした違いがあることが分かった。
まず、現在の健康の悩みを聞いたところ、最も多かったのは「体重が増えていたり、痩せにくいと感じる」の30.5%。次いで「よく眠れない、睡眠の質が気になる」が29.8%、「腸の働きが悪い、お腹の調子が不安定」が24.9%となった。「体重・体型」「睡眠」「腸」が、現代の健康不安の上位を占めているようだ。
こうした悩みと呼応するように、認知度が最も高かった健康活動は「腸活」で64.4%。6割を超える人が知っている結果となった。続く「温活」は43.0%、「眠活」は32.3%で、いずれも3割以上が認知。「腸活」は実施率でも40.5%とトップで、「温活」25.4%、「眠活」23.0%が続いた。
興味深いのが、健康活動と食品の組み合わせだ。全体的に「大豆・大豆製品」と「乳製品・発酵乳製品」が幅広い活動で取り入れられている一方、目的によって特徴的な食品が選ばれていた。
例えば「腸活」では「乳製品・発酵乳製品」が52.8%と突出。「骨活」でも同食品が33.6%で最多となった。一方、「筋活」では「大豆・大豆製品」が29.4%でトップとなり、「魚介類・海藻類」も27.6%と高い。
「温活」では「香味野菜・香辛料・お茶類」が25.1%で最多。「痩活」では「野菜類」が27.5%、「血活」では「魚介類・海藻類」が24.5%となるなど、それぞれの目的に合わせて食品を選ぶ傾向が見られる。
また、今後取り組んでみたい健康活動では、「腸活」が28.6%でトップ。「眠活」が27.1%、「痩活」が20.5%と続いた。現在の健康の悩みで上位だった「体重・体型」「睡眠」「腸」と、今後取り組みたい活動は、やはりほぼ重なっている。
調査では、健康上の悩みと取り組む健康活動、選ばれる食品との間に関連が見られる結果となった。







