一瞬で恋に落ちる器だらけ。人気作家の工芸品が買える、無印良品銀座「百工のデザイン」展【編集部ブログ】

TABIZINE編集部員が、取材先やプライベートで気になった小ネタをお届けする編集部ブログ。今回は、先週の無印良品銀座リニューアル内覧会で、仕事を忘れて観入ってしまった「百工のデザイン」展。観るだけでなく、販売期間には買うこともできるんです（展示期間2023年9月29日-10月9日、販売期間10月10日-10月29日）。人気作家の作品は完売必至、予約必須。器好きは要チェックです！

TABIZINE編集部の山口です。

心を鷲掴みにされてしまったんです。無印良品銀座リニューアルの内覧会で開催されていた「百工のデザイン」に。10月9日までの展示期間は誰でも自由に会場を観覧できます。10月10日からは販売期間。人気作家作品が一堂に会するゆえ混雑が予想され、はじめの4日間は事前の予約が必須です（来店申込受付 10月4日（水）12:00 開始予定）。
*一部非売品あり

中村友美｜金工

104組の作家作品が一堂に並ぶ同展。その1つ1つが親密に語りかけてきます。美しいものを見ると、「さわりたい」という気持ちが湧きあがるのが人間なのだと強く感じます。

左森岡由利子・右森岡成好｜陶磁器

国内外各地にて展覧会を多数開催する森岡由利子さん、大壺がMoMAパーマネントコレクションに選定された森岡成好さんはご夫婦。それぞれの持つ独特な質感に心を奪われます。芯の強さと、包容力。

只木芳明｜木工

この木は、きっとこんな形の匙になりたくて、それを叶えてもらったんだろう、と思ってしまった。

艸田正樹｜ガラス

器は手にとるもの、掴むもの、と思っていたけれど。よい器は、器の方からするりとこちらに入り込んできて、こちらが掴まれる。

三笘修｜陶磁器

長野大輔｜陶磁器

内田悠｜木工

八田亨｜陶磁器

二階堂明宏｜陶磁器

奥平明子｜ガラス

崔龍熙｜陶磁器

荒川真吾｜陶磁器

竹下努｜陶磁器

額賀章夫｜陶磁器

「日本の工芸を支える作家は、いったい何人いるのか。そこは漠然としながらも、キュレーター自ら100人に会うことから始まった『百工のデザイン』。西へ東へ、北も南も、日本各地にある工房を訪ね歩くと、いつの間にか100人を超えていた。」

書籍『百工のデザイン』より引用

『百工のデザイン』は、株式会社良品計画が主催する日常芸術をテーマにアート（=文化）を広げるプロジェクト「Life in Art」の企画の1つです。2021 年は「アート」、2022 年は「デザイン」、そして今年は「クラフト」をテーマに掲げ、『JAPAN CRAFT』と題し、日本各地に広がる日用の工芸にスポットをあてた展覧会を開催しています。

ここで紹介した作品は展覧会の一部。まだまだ多くの作品が会場には並んでいました。ぜひ実際にご自身の目で感じてみてください。きっと運命の器が、あなたを待っています。

JAPAN CRAFT 『百工のデザイン』展　
無印良品銀座 6F ATELIER MUJI GINZA Gallery1・2
＞＞JAPAN CRAFT 『百工のデザイン』展　期間中の注意事項
入場無料
2023年9月29日（金）― 10月29日（日）
●展示期間 9月29日（金）― 10月9日（月）
●販売期間 10月10日（火）― 10月29日（日）
11：00 ― 21：00
*営業時間・休館は店舗に準じます。
*会期や時間などの予定変更、またはイベント等によって展示品の一部がご覧いただけない日時が発生する場合がございます。
https://atelier.muji.com/jp/exhibition/5959/

『百工のデザイン』書籍（税込2,200円）

[All Photos by TABIZINE編集部]