読者の皆さんは、島を訪れたことがありますか? 日本には1万4千以上の島があり、そのうち約420が有人島です。旅行が趣味でも離島を訪れたことがない方、島に興味があってもどうやって行けばいいか分からない方も少なくないように思います。今回は、特にそんな島初心者の皆さんをはじめとする多くの方に向けて、島を知る絶好の機会であるイベント「アイランダー」をご紹介いたします。
アイランダーは、国土交通省と日本離島センターが共同で開催する《島の総合交流イベント》です。34回目を迎える今年は、池袋サンシャインシティ(東京都豊島区)を会場に、11月21、22日の2日間にわたり開催いたします。今回は、北海道から沖縄まで昨年を上回る全国の170以上の島々が一堂に会する予定です。
私のイチオシのアイランダーの楽しみ方は、各島のブースで販売される特産品を買うことです。普段は手に入りづらい離島の商品を、島の出展者の皆さんとのお話を楽しみながら直接手に取ることができ、場合によっては試食や試飲もできます。
前回購入した中で、私が最も印象に残っているものは、島根県隠岐諸島・知夫里島で作られている「れもんけーき」です。これは、同島の「めにーでーる」というお菓子屋さんが手がけている看板商品で、住民の方が店にレモンをお裾分けしてくれたことをきっかけに誕生したそうです。レモン以外にも同じ隠岐諸島の一つである中ノ島で製造されている「海士乃塩」、国産小麦やてんさい糖などこだわりの素材を使用しており、ふわふわほろほろの生地とレモンコーティングの甘酸っぱさがベストマッチです。今回のアイランダーでも販売される予定なので、ぜひご賞味ください!

もちろん、このほかにも各ブースでその島ならではの特産品が展開されています。今年はどんな商品に出会えるのか、私自身とても楽しみにしています。
会場にお越しの際には、熱気あふれるステージプログラムもぜひチェックしてください。イベントの開場に合わせて響き渡る「八丈太鼓」の力強さ、各島に伝わる迫力の伝統芸能や楽しい離島トークなどを間近で体感でき、都会にいながらまるで日本中の島々を巡っているようなワクワク感を味わえるはずです。
他にも島の特長を生かしたワークショップ、島の食材を使った料理を楽しめるグルメコーナー、スタンプラリーなどさまざまなコンテンツを用意しています。イベントの詳細は、随時公式サイトでお知らせしていますので、ご確認ください。皆さまとアイランダーでお会いできるのを楽しみにしています!
公益財団法人日本離島センター 総務係 清水裕貴(しみず ゆうき)
【KyodoWeekly(株式会社共同通信社発行)No.38からの転載】
日本離島センターとは? 離島振興の推進を目的に1966年に設立。今年2月に設立60周年を迎えた。現在、北海道礼文町から沖縄県与那国町まで、離島振興関係5法の対象有人島を有する全国136市町村で組織している。広報宣伝、研修活動、島づくり活動への助成事業などを展開。全国の島々が一堂に会するイベント「アイランダー」の開催をはじめ、季刊の雑誌『しま』や、離島に関する各種データを掲載する『離島統計年報』などを発行している。








