鴨川シーワールドでカマイルカの親子が同時期に出産　2頭の赤ちゃんが誕生し、母子ともに健康

　千葉県の「鴨川シーワールド」で、2024年8月にカマイルカの親子「ディアナ」34歳と「ティア」9歳が同時期に出産し、2頭のカマイルカの赤ちゃんが誕生した。

　8月8日に「ディアナ」がオスの赤ちゃんを、続く23日に「ティア」がカマイルカでは国内初となる飼育下3世のメスの赤ちゃんを出産。2組の母子ともに健康な状態が続いている。

　8月10日の測定で、体長108.0cm・体重14.4kgだったオスの赤ちゃんは、9月24日には、体長121.0cm・体重 23.7kgに。一方、メスの赤ちゃんは、8月24日の測定で体長100.0cm・体重11.4kg、9月24日は、体長113.0cm・体重19.1kgとなり、2頭とも順調に成長。体重の増加や検査の結果を参考に現在でも母乳を採取して哺乳を補っている。

　赤ちゃん2頭は同じプールを元気に泳ぎ回っており、赤ちゃん同士がともに泳ぐ様子も観察できている。今後については体調を最優先とし、状況により観覧を規制する可能性はあるが、通常はロッキーワールド地階の可動式の昇降床を備えた「イルカの海（育児・療養用プール）」で観覧することができる。

　あなたもぜひ訪れて、赤ちゃんイルカの成長を優しく見守ってあげよう。