レザーマン、新型フラグシップモデル発売 新鋼材マグナカットを初めて使ったマルチツールナイフ

レザーマンツールジャパン　「LEATHERMAN ARC」

 

　アウトドアやサバイバル用で使われるマルチツールのメーカーLEATHERMAN（レザーマン、アメリカ・オレゴン州）はこのほど、新たなフラグシップモデルとして、ブレード（刃）に新鋼材のマグナカットを搭載した史上初のマルチツール「ARC（アーク）」を世界で同時に発売した。

　レザーマンは、1983年ティム・レザーマンによって設立されたアメリカ最大のマルチパーパスツールブランド。今回使用したマグナカットは、2021年にアメリカでナイフのために開発された新鋼材で、優れた切れ味の保持力、耐食性、靭性硬度に加え、研ぎやすいという特徴がある。

　今回発売したARCは、マグナカットによって日常の作業だけでなく過酷な環境にも対応。20個すべてのツールがFREEシステムにより片手で操作できる。また付属の取替式ビットが標準で11個あり汎用性も高い。

　同社は、「耐久性、機能性、操作性を兼ね備えたARCは、現時点でマルチツールにおける最上位といえ、レザーマンの40周年に相応しいフラグシップモデル」としている。