
ふわりふわりと泳ぐ姿は、見ている分にはとても優雅で飽きないけれど、美しいものには毒があることも多い。千葉県の鴨川シーワールド(グランビスタ ホテル&リゾート・東京)の人気のクラゲ展示施設「Kurage Life (クラゲライフ)」で、夏の危険なクラゲ「アンドンクラゲ」が期間限定で展示されている。
アンドンクラゲは、初夏から秋にかけて房総半島に出現し、特にお盆の頃には海水浴場にも多く出現する。四角い形をしたカサと長い触手が特徴の強い毒をもった小型のクラゲで、刺される被害も多い。カサの形が江戸時代に普及した照明器具の行灯(あんどん)を連想させることが名前の由来と言われている。
採集の際は、光に集まる習性を利用して夜間、堤防などで懐中電灯を照らして集まってきたクラゲを傷つけないように柄杓(ひしゃく)を使って水ごとすくい取るのだそうだ。今年は、7月23日に東京湾に面した漁港で150個体を採集した。
夏の海水浴では厄介者だが、水槽の中で30センチ以上にものびる4本の触手が揺らめく姿は、優雅でとても涼しげだ。







