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第57回紀伊國屋演劇賞の団体賞に名取事務所 2022年の優れた舞台を選出、個人賞は5名

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紀伊國屋書店 「第57回 紀伊國屋演劇賞」

 

 紀伊國屋書店(東京都目黒区)は、2022年の優れた舞台に贈る「第57回 紀伊國屋演劇賞」について、団体賞(賞状と賞品200万円)に、別役実メモリアル3部作上演「やってきたゴドー」「ああ、それなのに、それなのに」「病気」と現代韓国演劇上演「そんなに驚くな」を手がけた舞台制作会社「名取事務所」(東京都世田谷区)を選出した。

 個人賞(賞状と賞金50万円)は5名で、受賞理由は以下の通り(敬称略)。 

▽柴田 義之(しばた・よしゆき)=俳優座劇場プロデュース公演「夜の来訪者」における倉持幸之助、オフィス江原公演「北の大地、南の島。」における浅本の演技に対して。
▽金 守珍(キム・スジン)=新宿梁山泊公演「下谷万年町物語」、Project Nyx公演「青ひげ公の城」の演出に対して。
▽内藤 裕子(ないとう・ゆうこ)=演劇集団 円公演「ソハ、 福(フク)ノ倚(ヨ) ルトコロ」の作・演出に対して。
▽枝元 萌(えだもと・もえ)=こまつ座公演「貧乏物語」における 田中美代、iaku公演「あつい胸さわぎ」における武藤昭子 の演技に対して。
▽成 河(ソンハ)=シーエイティプロデュース企画・製作 ミュージカル「EDGES-エッジズ-2022」における演技、世田谷パブリックシアター公演「建築家とアッシリア皇帝」における建築家の演技に対して。 

 審査委員は、林あまり、大笹吉雄、長谷部浩、小田島恒志、高井昌史の各氏。贈呈式は2023年1月24日(火)に紀伊國屋ホール(東京都新宿区)で実施する。紀伊國屋演劇賞は、毎年1月から12月、東京で上演される演劇公演を審査の対象として、1966年に開設した。