世界情勢は厳しく物価高騰が続いている。いろいろ節約しなきゃ、なんだけど、せっかくのコロナ明けの夏、旅先ではちょっとぜいたくを楽しみたい、という人が多いようだ。オレンジページ(東京)が読者アンケートでリサーチする「ほぼ1000人にききました」では、旅に出たい人はもちろん多いし、旅行ではちょっと節約は忘れたいという気持ちになっている様子がうかがえた。
国内の20歳以上の女性995人の回答結果をまとめたもの。(調査期間は4月14~28日)。今年、夏に国内旅行に行きたい、または行く予定がある人は63.2%。夏のレジャーでしたいことも、国内旅行が72.7%でダントツ1位だ。行きたい旅行先の上位は、1位から北海道、沖縄、長野の順。涼しさやグルメ、自然が行きたい理由に挙がっており、暑さを逃れつつおいしいものと大自然で心身ともにリフレッシュしたい、という気持ちは共通しているようだ。
そして旅行先では節約生活もひと休み。「たまにはぜいたくしたい」という人が44.4%にのぼり、「あまりお金をかけずに楽しみたい」(27.5%)を大きく上回った。感染対策に始まり昨今の物価高の影響まで、なにかとがまんの多い日常。旅行くらいはプチぜいたくを楽しんで経済を回してもバチは当たらない、と思いたい。