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調理家電に関するアンケート調査 購入の際に最も重視する点は?

 

 コロナ禍によって外食する機会が減って以来、家で料理をして食べる習慣を現在もキープしている人も多いと思われる。そうなると使用することが多くなるのが「調理家電」だろう。そうした中、アイランド(東京)が運営する「フーディストサービス」は、20代から60代以上の男女381人を対象に、調理家電についてのアンケート調査を実施した。調査期間は3月2日~3月8日正午。

 まず、「現在使用している調理家電」を聞いてみると、「電子レンジ・オーブンレンジ」(98%)がダントツの1位に。「炊飯器」(80%)、「トースター」(72%)と続き、この上位3品目は所有率の高さからも家庭での調理に不可欠であることを示した。調理家電を活用したことであった変化を質問すると、「効率がよく調理ができた」(70%)、「調理時間が短縮できた」(65%)、「料理に品数やレパートリーが増えた」(53%)という声が多い。

 

 「調理家電」を購入する際に重視する点については、「手入れや掃除が簡単」(68%)「操作がしやすい」(59%)という仕様面の回答が、上位2位に入った。

 ここ数年で利用が増えた「調理家電」については、「電子レンジ・オーブンレンジ」(44%)が最も多く、レンジ類は調理家電の代名詞のようになっているようだ。以下、「ミキサー・ブレンダー」(19%)「フードプロセッサー」(16%)が続いている。コロナ禍で自炊が増えた際に調理の負担を軽減できたり、既存の家電の見直しで利便性を実感して使用頻度が増えたりといった理由から、調理家電のニーズが高まった様子がうかがえる。「ヨーグルトの価格が上がってきたので、自宅でも作るように・・・」と、昨今の物価上昇に対応するために「ヨーグルトメーカー」(10%)の利用が増えた人もいた。