旅行プラットフォームの調査だから、そもそも旅に出たい人々が多いことが前提だが、それでもコロナ禍の間は、サイトを見るだけで実現できなかった旅行。この夏は8割が旅の計画を持っているようだ。トリップアドバイザー(米)に日本語版サイトが、日本を含む世界5か国の旅行者を対象に実施した意識調査だ。
3月17~27日にアメリカ、イギリス、オーストラリア、シンガポール、日本の5カ国の2400人以上が回答した。65%の日本人旅行者がこの夏の旅行を計画。昨年同時期(24%)やこの春(49%)と比べても大幅に上昇している。全体では78%もの人が夏の旅行を計画中だ。移動距離に関しても、海外旅行、または国内と海外の両方を計画していると回答した日本人の割合が増え、目的地はハワイやパリなど、アジア以外の観光地が半分を占めた。