伝統芸能は奥深い。知れば知るほど楽しみ方が増えていく。歌舞伎俳優の市川團十郎さんをプロデューサーに迎え、第一線で活躍中の歌舞伎俳優や歌舞伎はやし方、歌舞伎脚本家が実演を交えながら歌舞伎の魅力を解説するプレミアムなイベント「時からの学び」(セイコーグループ)が、7月4、5日の2日間、セイコーハウス銀座ホールで開催される。各日、昼の部と夜の部があり、それぞれ定員50人(先着申し込み順)。入場無料。
「知」「動」「音」という要素に焦点を当て、歌舞伎の面白さ、奥深さを解説する。「動」の時間では、歌舞伎の代表的な「型」や派手な演出法「ケレン」を紹介するほか、歌舞伎の所作のレクチャーもある。「音」の時間は「耳で楽しむ歌舞伎」と題し、歌舞伎はやし方が和楽器の紹介や解説つきの生演奏に加え、その日の会場の雰囲気に合わせた即興演奏を披露する。歌舞伎の歴史や成り立ちを解説する「知」の時間を組み合わせたコース。歌舞伎ファンはもちろん、歌舞伎に興味はあるけれど観賞への一歩が踏み出せない、という人、また子供連れでも楽しめる内容だという。