カルチャー

大阪のビジネス街北浜・天満橋で七夕イベント 夏休みには6年ぶり親子金融教室も

大阪取引所1階アトリウムの七夕飾り
大阪取引所1階アトリウムの七夕飾り

 大阪北浜・天満橋のビジネス街では、コロナが5類になったことを受け、4年ぶりに七夕イベントが大々的に開催される。

 「令和 OSAKA 天の川伝説」は、天の川伝説とゆかりの深い天満川(大川)に青色のLEDライト「いのり星®」を放流するプロジェクト。大川を夜空に見立て、数万の青い光が流れる幻想的な光景が繰り広げられる予定だ。「いのり星®」の放流は7月7日(金)19時ごろから。会場は大川の天満橋〜天神橋周辺(八軒家浜等)。「入場券&いのり星放流券」は前売り券1200円、当日券は1500円(税込み)。 

 天満橋から西に歩くとすぐ北浜。金融街を象徴する五代友厚像が建つ大阪取引所では、恒例の短冊飾り付けが行われている。受付は、大阪取引所の建物を入ってすぐの1階アトリウム。集まった短冊は、イベント終了後に大阪府交野市の機物(はたもの)神社に奉納される予定だ。いのり星放流後に立ち寄るのにぴったりな七夕当日夜8時からは、取引所内を見学できる「七夕見学ツアー」も。予約制、無料。

機物神社の奉納の様子。22年度には1500もの短冊が集まった。
機物神社の奉納の様子。22年度には1500もの短冊が集まった。

 大阪取引所ではさらに、夏休みの親子向けマネー教室が6年ぶりに再開される。8月9日(水)、10日(木)、11日(金祝)の3日間、小学校4年生から中学生とその保護者向けに、経済や金融の仕組みについてボードゲームを使って楽しみながら学ぶイベント「親子経済教室in北浜」を開催。メディアや教育機関でも人気の金融・証券インストラクターコンビのキャサリン&ナンシーが登場する。

 担当者は「給料が上がらない状態で、年金もどうなるか分からない。投資をする、しないは本人の判断だが、人生80年、90年生きていくという時代に、投資でお金を増やしていくという選択肢もあることを正しく理解していただくことが趣旨。証券会社や銀行と違って、中立的な立場として投資とは何か、正しい投資の仕方やリスクについて話題を提供している」とした。

 会場は1階アトリウム。予約制、無料。1階アトリウムでは、イラストやクイズを交えて説明した「北浜で学ぶ!取引所の役割」も展示。9月末まで。 

親子経済教室
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