おでかけ

高根の花を見に行こう 六甲高山植物園で今が見頃

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 眺めるだけで手に入らない「高根の花」。でも間近に眺められるだけでも気分は華やぐ。六甲高山植物園(六甲山観光・神戸市)では、憧れの高山植物、日本の「コマクサ」とヨーロッパ・アルプスの「エーデルワイス」が見頃を迎えている。

 植物園のシンボルマークにもなっている「コマクサ」は、日本の高山植物の女王と称される花。神秘的なるり色の葉とピンク色の花との調和が素晴らしく、高山帯に行かなければ見ることのできない貴重な花だ。「エーデルワイス」は、オーストリア、スイスの国花で、歌でも有名なアルプスの星。容易には近づけない岩の裂け目などに自生することから、登山家たちの憧れの的になっている。

 園では、朝ドラの主人公のモデル、牧野富太郎博士が開園当初に来園した時の写真や直筆の書・手紙、図、書籍などを約200点展示する特別企画「牧野の足あと~神戸で見つける博士と植物~」も8月15日まで会期を延長して開催中だ。