おでかけ

秘境の花はいまが見ごろ ヒマラヤの青いケシを六甲で観る

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 青い花は涼しげで、これからの季節に鑑賞するのにぴったりだ。六甲高山植物園(六甲山観光・神戸市)では、世界中のあこがれの高山植物、秘境の花といわれる「ヒマラヤの青いケシ」が見頃になっている。

 ブルーポピーとも呼ばれる青いケシの仲間「メコノプシス・ベトニキフォリア」や「メコノプシス・グランディス」が次々と開花している。中国・ヒマラヤの高山帯に自生する高山植物で、暑さに弱く、25度以上の日が続くと栽培困難になるため、夏は冷室に入れて育てているのだそうだ。西日本で屋外観賞できる施設はここだけ。2019年、種子からの開花に成功し、今年も約100株を展示している。