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松重豊“娘”を演じた黒島結菜を称賛 「どんな球でも受けて返す。さすが百戦錬磨」

 「アットホーム新CM発表会」が13日、東京都内で行われ、新CMに出演した黒島結菜と松重豊が登場した。

 新CMは、1人暮らしを始めるため、アットホームで部屋を探す娘と、そんな娘の自立を応援する父親の姿を描く。

 黒島は、NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に主演していたが、今回、初共演した松重は「僕は、ちょうど1つ前の『カムカムエヴリバディ』に出ていて、その後、黒島さんが半年間されているのを視聴者として見ていたわけです。(CMの)撮影がその直後だったので、僕としては興味津々でした」と告白。

 続けて、「半年間、あれだけの芝居をいろんな方とやられてきた方。僕らの一番の楽しみは(演技の)キャッチボールなのですが、黒島さんはきれいに球を受けて返してくれるので、それが楽しくてしょうがない時間でした」と笑顔で撮影を振り返った。

 一方、黒島は「松重さんの作品をたくさん拝見してきたので、初めてとは思えなくて。緊張もあったのですが、すごく優しくて、引っ張っていただいた印象があります」と語った。

 撮影では、さまざまな演技パターンを試したという。松重は「いろんな可能性を探る中で、親子間を固めていった感じ。どんな球でも黒島さんが受けてくれる。さすが百戦錬磨。達人の技だなと思いました」と改めて称賛。これには黒島も「いえいえ、松重さんのおかげです」と恐縮しきりだった。

 CMにちなみ、黒島が“理想の1人暮らし”を公開する一幕も。重視する条件として、「どデカリビング」「広々サンルーム!」「日当たりの良さ」を挙げた黒島は「サンルームは欲しい。開放的な空間で本を読んでリラックスしたり、植物が好きなので、植物を置いたりしたいです」と語った。

 また、「娘には実家のそばに住んでほしい?」と聞かれた松重は「何かあったときに便利ですよ。もし免許も持っているなら、車で病院に行ったりもできるし、『助けて』とお願いもできる。風水害もいつ起きるかわからない。そういうときに近くにいるとメリットがあるよ、寂しいだけじゃないんだよと伝えたいです」と笑った。