梅の季節が過ぎると、ここからニッポンは桜づくし。風情ある食事やお菓子が次々に登場する。そこでお茶にも桜の香りを。心躍る春ギフト「京玄米茶 上ル入ル さくら茶」(宇治田原製茶場・京都府宇治田原町)が発売された。
さくら茶は、塩漬けの桜の花にお茶やお湯を注いだ飲みもののこと。結納などの慶事、お祝いの席でもてなされる縁起ものだ。お茶の中で花開く姿を満開の桜に見立て、江戸時代頃から親しまれてきた。この商品の桜花は、神奈川県小田原地方で栽培された食用の八重桜。ひと房ずつ手摘みした花弁を、手作業で塩漬けした。
お茶の中でゆっくりと花びらがひらいていく様子は、ティータイムに華やぎを添え、家にいながらお花見気分を味わえる。京玄米茶 上ル入ル【東】6袋と、塩漬け桜花6本のセットで、税込み1500円。