日本の主食とされる「米」だが、日本人1人当たりが年間で食べる米の量は、1962年の118kgをピークに、2023年では51kgと半分以下にまで減っているという。米の魅力や可能性を広く伝えたいと、グレイン・エス・ピー(東京)は12月7日(土)に学術セミナー「美と健康を支える米の力」を開催する。
同社が農林水産省から認定を受けた「令和6年度米需要創造推進事業」としての開催。東京・日本橋の日本橋ライフサイエンスハブでの会場開催(定員150人)と、オンライン開催(定員500人)で行う。
一般的に、米には“太る”というイメージがつきまとった時代もあるが、最近ではスポーツ栄養や健康美容分野でも、エネルギー源としてしっかり米を食べるという認識が広がっているという。今回のセミナーは、「美と健康」がテーマ。管理栄養士・医師・大学教授などの専門家が講演を行う。
講演内容は、「若々しいハリツヤ肌を作るお米生活」(10時45分~11時30分・管理栄養士 柏原ゆきよ氏)、「ごはんの誤解あるある?栄養士が語るお米の真実」(11時30分~12時15分・管理栄養士 伊達友美氏)、「玄米の健康効果」(13時30分~14時15分・医学博士 渡邊昌氏)、「米の免疫機能」(14時30分~15時15分、東京科学大学・新産業創生研究院・医療工学研究所・未病制御学講座 准教授 安達貴弘氏)。
参加費無料。会場参加者にはおむすび弁当やおみやげの配布もある。申し込みは「美と健康を支える米の力」ウェブサイトから。先着順で受け付ける。