全国あちこちで楽しめるようになったグランピングだが、湖の上、というのはなかなかユニーク。水面にゆらゆら浮かぶグランピング「モンラク」(那須興業・栃木県那須町)が7月15日にオープンする。
約30万㎡の広大な敷地と自然を生かした動物ふれあいテーマパーク、「りんどう湖ファミリー牧場」と「那須ハイランドパーク」の入園が無料になる「りんどう湖ファミリー牧場のグランピング」は、従来から湖畔の景色を楽しむドームテントや、アルパカと泊まれるグランピングなどがあった。これに新たに加わるこの湖上のグランピング。“那須高原の小さなスイス”といわれるりんどう湖の中に、小さなアルプスの山々が生まれたかのようなたたずまい。湖上に実際に浮かんでいるそれぞれの客室には、桟橋を通って向かう設計になっている。
夜の湖上は静寂に包まれる。湖の風に吹かれて揺れる非日常の空間で、いつもとちがうグランピングが楽しめる。夏の花火大会では、誰よりも花火に近い部屋の中から、真上に打ちあがる花火を観賞できる。