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「何食べ2」“佳代子”田中美佐子の「幸せのお裾分け」に反響 「目を潤ませる内野さんの繊細なお芝居がホントに刺さる」

 西島秀俊と内野聖陽が主演するドラマ「きのう何食べた?」season2(テレビ東京系)の第11話が15日深夜に放送された。(※以下、ネタバレあり)

 本作は2LDKのマンションで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)の毎日の食を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描く。 season2では、アラフィフに突入した2人の日常の中で誰もが経験する環境の変化や身体的・精神的な変化と、食卓を飾る手料理やレシピが披露される。原作は、よしながふみ氏による同名の人気漫画。

 シロさんと井上航(磯村勇斗)は、小日向大策(山本耕史)や富永(矢柴俊博)が所属するテニスサークルの試合を観戦していた。予定では試合後、ケンジも合流して富永家で食事会をするはずだったが、富永がギックリ腰を患い食事会は中止となる。

 その後、小日向と航がシロさんの家に来ることになり、ケンジも早上がりして帰宅する。そして航の要望で、4人はパンケーキパーティーをすることに。

 またある日、スーパーにいた富永佳代子(田中美佐子)は、ケンジらしき男を凝視していた。佳代子はケンジが「シロさん」とつぶやいたことで長らく会いたかったケンジだと確信する。しかし、佳代子はケンジに声が掛けられず、逃げるように去ってしまう。

 その後、佳代子と夫・富永はシロさんに電話して、「私たちもう我慢できない」と言って食事会に誘う。後日、ケンジたちを見た佳代子と富永は「やっと会えた!」と言って喜ぶ。そしてケンジは富永から2人のなれ初めについて質問されると、シロさんは困惑する。

 4人は天ぷらを食べ終えると、佳代子は5年越しにケンジに会えてうれしいと話す。その後、ケンジは佳代子から、シロさんがいつもケンジのことばかり話していると聞かされる。続けて佳代子は「幸せのお裾分けをしてもらっている感じかな」とケンジにつぶやく。

 放送終了後、SNS上には「佳代子さんから聞かされたシロさんの話に平然を装いながらも胸を熱くして目を潤ませるケンジ。内野さんの繊細なお芝居がホントに刺さる」「富永夫妻から聞くシロさんの話から、シロさんがどれだけケンジの話ばかりしてるか、ケンジは初めて気付くんよね」「シロさんからケンジのあれこれを聞いて『幸せをお裾分けしてもらってる』って表現をする佳代子さん最高」などの声が投稿された。

 また、このほか「次で最終回と知って、非常にショックを受けている。なんか勝手にこのドラマはずっと永遠に続くイメージ持ってた。あぁ…寂しい」「内野さん普段は渋カッコいいのに、ケンジの時は乙女全開で涙目になるんだから、ホントにすごいっ!」「良いドラマですよね…50代になり、こういう風に老いていきたいって思う目標になるドラマ」といった声も寄せられた。