東京商工リサーチ(東京都千代田区)は、企業名を入力するだけで、当該企業とグループ会社に関するメディアの記事や、事件・事故、訴訟、行政処分などのネガティブ情報を調べることができるオンラインサービス「T-反社チェック」を始めた。
通常、コンプライアンスに関連する情報を集めるのは手間とコストがかかる上、信頼性や正確性にも問題が多い。また、代表者や役員、グループ会社まで範囲を広げると業務負荷が非常に高くなる。
そこで同社は、国内最大級のビジネスデータベースサービス「G-Search」が保有する新聞・雑誌など約50媒体の記事と、同社が日々収集する事件、事故、訴訟、行政処分の情報を瞬時に選別し表示するサービスを開発した。
ヒットした件数に基づき、カラーバーで表示することで当該企業にどのようなリスクがどの程度あるのかを視覚的に分かりやすく把握できる、としている。
利用するには月額3000円からの「tsr-van2」に登録し、情報取得には別途費用が必要となる。