ファッション

旅の香りを運べるLufly ロンドンから新しい発想のスーツケース上陸

 旅慣れた人にとって、スーツケースは機能の箱。必要な量の荷物が運べて丈夫で、動かしやすくて軽いもの。これらすべてがそろった上に、気持ちや記憶を運ぶという新しい発想から生まれたスーツケースがやってくる。ロンドン発のブランド、Lufly(東京)がホリデーシーズンを前に早くも日本に上陸、販売を開始する。12月13~15日まで、東京・渋谷のTRUNK(HOTEL)CAT STREETでは、ブランドを体験し、商品の購入もできるポップアップイベントが開催される。いち早く手に入れるチャンスだ。

 従来のスーツケースにはない最も大きな特徴は、スーツケースに搭載されているLufly Scent(ルーフライ・セント)。専用の香り袋のカートリッジが取り付けられ、フレグランスを香らせる機能だ。特定の香りをかいだ時に、その香りにひもづいた記憶が呼び起こされる現象はプルースト効果として知られているが、旅先でこのスーツケースを開けると、“いつもの”バカンスの穏やかな気持ちが瞬時によみがえる。旅を終えて家でスーツケースを開けると、旅先の思い出が押し寄せる。このスーツケースなら、移動で疲れた脳と体が、“いつもの”香りで和んでいく時間がある。

 Lufly オリジナルの香りの第1弾は、透き通ったムスクのさわやかさとホワイトグレープフルーツの穏やかな香りのミックス。旅先の穏やかな時間が保管され、スーツケースを開けるたびに、この香りのトリガーが旅の記憶をよみがえらせてくれる。

 機能はもちろん“万全以上”。ワイドハンドルを採用しており、庫内にハンドルの段差がないから、荷物を入れる時のストレスが解消されている。高性能タイヤを装備し、移動も静かでスムーズだ。フラッグシップの「クラシック・コレクション」と、軽さを追求した「ライト・コレクション」の2シリーズがあり、前者はアルミとポリカーボネートのハイブリッド素材で、剛性と耐久性、軽さのすべてを備えた革新的なデザイン。それぞれ機内に持ち込める45Lと、64L、103Lの3サイズがあり、ブランドカラーの紫に加え、黒、白の3色展開。

 香りという付加価値は、目に見えないだけにぜいたくで上品。人それぞれ、異なる記憶を運ぶという、旅慣れた人が求めるラグジュアリーが形になっている。

ポップアップイベント詳細

TRUNK(HOTEL)CAT STREET(東京都渋谷区神宮前5丁目31)

12月13日(15時-21時)、14日(12時-21時)、15日(12時-18時)