発足後、世論調査における高い支持率が注目されている高市内閣。選挙・政治情報サイト「選挙ドットコム」(イチニ・東京)はJX通信社(東京)と共同で、11月15日・16日にかけて、日本国内の18歳以上の男女を対象に全国意識調査を実施した。今回は、高市内閣の支持・不支持理由、議員定数削減や、高市政権による外交評価に関して調査を実施。電話調査とインターネット調査を同じ設問で同時に行うハイブリッド形式で行い、有効回答数は電話調査で1003件、インターネット調査で1281件だった。
今回の調査で、支持率は66.3%と前月比で16.1ポイント上昇、不支持は18.1%で12.3ポイントダウンした。支持の理由について、「強く支持する」と答えた人は「人柄が信頼できるから」(83.7%)が最も多く、「政策が期待できる」「指導力がある」「安定感がある」が60%台後半で続いた。一方、「どちらかといえば支持する」人は「他の人よりましだから」(74.2%)と消極的な回答が目立った。
自民党と日本維新の会は、連立により衆議院議員の定数を1割削減することを検討している。今回の電話調査では議員定数削減を優先すべきとの回答が約半数を占め、ネットでは定数削減が企業・団体献金を若干上回った。
外交に関しての評価に関しては、電話調査は「評価する」(「大いに評価する」と「どちらかといえば評価する」)が約7割、ネット調査でも約5割を超えており、対中摩擦が懸念されている中で、高市外交を支持する人が多い様子だ。










