カルチャー

2026ASIA市民組織委員会 9月からのアジア競技大会に向け愛知県を表敬訪問

 

 欧州名門サッカークラブのアカデミーによる交流イベント「U-8 SUNONDA 廻Football festa 2026」を主催する2026ASIA市民組織委員会が愛知県を表敬訪問し、9月から始まるアジア競技大会に向けた機運醸成と地域連携強化を目的に、イベントの開催報告を行った。

 同委員会は4月18日(土)、愛・地球博記念公園の多目的球技場において、AC Milan Academy Aichi、BARCA Academy 愛知校、Real Madrid Foundation Football School 愛知校、Liverpool International Academy 関西校の4つのアカデミーに所属する子どもたちを対象としたサッカーの交流イベントを開催。順位ではなく個性や輝きを讃える「戦国メタバース賞」「MIP賞」「ゴールパフォーマンス賞」「バースデー賞」の4賞を設け、純粋にサッカーを楽しむ場を提供した。

 今大会の冠パートナーを務めたのはアクア株式会社だ。同社はAIを活用したアート教育事業「AIアート教室」やNFTマーケットプレイス「NFT楽市楽座」を展開し、誰もが創作し、作品を発表・共有できる新しいデジタル文化の育成に取り組んでいる。それらの技術・仕組みを集約し、2023年夏にプレスタートしたのが「戦国メタバースプロジェクト」である。

 戦国メタバースプロジェクトは、今後オンライン授業やeスポーツなどを展開する予定で、子どもたちの創造力を引き出し、デジタルと伝統文化を融合した新たな表現の場を提供しようとしている。アクア株式会社の齊藤治孝代表取締役は「子どもたちの夢のためにというのが会社のコンセプト。優しさが価値になる世界を作ろうという思いと、サッカーイベントのコンセプトが非常に似ていると感じたためスポンサーとして支援をした」と述べ、今大会において「戦国メタバース賞」を特別賞として設け、子どもたちの挑戦と個性を称えた。

アクア株式会社の齊藤治孝代表取締役

 表敬訪問を受けた愛知県の大村秀章知事は「今回の大会は大いに盛り上がったと聞いている。選手の皆さんにとってアカデミー同士の交流はいい経験だったはず。さらにこれからステージを上げて大きい目標を立てて頑張ってほしい」と話した。

 アジア競技大会の開催に合わせ、戦国メタバースでは名古屋城や清洲城、小牧城など愛知エリアの城を巡る周回イベントの企画を構想しており、リアルとメタバースを連動させた新たな体験の創出を目指している。スポーツとデジタルアート、そして地域文化が交差するこの取り組みは、アジア競技大会を控えた愛知の地において、子どもたちの未来への扉を開く新たな一歩となった。