銀座に新たに“大人のための”ミニシアター 「ルミアーク銀座」がオープン

 東京・銀座の老舗ミニシアター「シネスイッチ銀座」が、10月25日に閉館した。それと入れ替わるかのように、23日に銀座に新たなミニシアター「ルミアーク銀座」がオープンした。飲食サービスを展開するオルフェグループ(東京)が手掛け、映画制作会社・クロスメディアによって運営される。特徴は、銀座=大人の街という立地を生かして、オルフェグループがプロデュースするバーが併設されている点。“上質な音響と映像で映画を楽しみながら、お酒と空間を味わう”という新しい映画体験が提供される。

シアター内の様子

 オープニングに先立ち、14日と15日にゲストを招いてプレオープニングイベントが開催された。14日は、ソフィア・ローレン×マルチェロ・マストロヤンニというイタリアの2大スターが共演した反戦メロドラマの名作『ひまわり デジタルリマスター版』を上映。映画コメンテーターでタレントのLiLiCo さんがトークに登壇した。「ステージが広いですね! 椅子もいいですね。しかもお酒が飲めます。こういう劇場、待ってました」と感嘆のコメントを。バーでは映画『ひまわり』にちなんだカクテルが用意された。

 15日は、シンガーソングライター・松本哲也さんの自伝を基に、音楽を志す青年と母・扶美江の波乱に満ちた半生を描いた映画『しあわせカモン』を上映。主演の鈴木砂羽さんと松本哲也さんが登壇し、トークに加えて松本さんが歌唱も披露した。鈴木さんは「今はネットの配信や、皆さんのご家庭のテレビの環境もだいぶん良くなって大きいテレビを買われている方もいらっしゃると思うんですけど、それでも映画は映画館に来て、こういうラグジュアリーな空間でお酒を飲みながら、ゆったりと映画を見られるっていいですね」などと語った。

 場所は、中央区銀座7丁目7番12号 ZX GINZA7の3階。座席数は29席(車椅子対応 1席)で、スクリーンサイズは150インチ。オープニング上映作品は、『幕末太陽傳 デジタル修復版』(1957年/日本)、『ハムネット』(2025年/イギリス)、『シラート』(25年/スペイン・フランス)、『セッション デジタルリマスター』(14年/アメリカ)となっている。

映画『しあわせカモン』主演の鈴木砂羽さんと松本哲也さんが登壇