現在高知県で大好評開催中の観光博覧会「志国高知 幕末維新博」。土佐藩の志士・坂本龍馬など数多くの幕末志士たちが生まれ育った地へ行くのは遠くてちょっと・・・という関東周辺在住の幕末好き歴女&歴男に朗報!
3月20・28・30日に都内の幕末維新ゆかりの地を巡るツアー「はとバスで行く!『幕末維新ゆかりの地を巡るバスツアー』」(高知県主催)が行われる。それに先立ち、15日に行われたメディア向けプロモーションに我々OVO編集部が参加してみた。
参加したのは学生時代「外国船打ち払い令」を「外国打ち払い令」と回答し、クラスで晒し者にされた過去を持つM。はたして歴史に明るくなくても楽しめるんだろうか!?
集合場所である東京駅のはとバス乗り場には約20社もの記者が集まり、はとバス車内へ。最後に乗り込んできたのは尾崎正直高知県知事!多忙なスケジュールの中、今日のメディアプロモーションのために東京までやってきたという知事の高知県愛にあふれたあいさつを合図にバスが発進。ツアーガイドとして好男子もとい講談師の一龍齋 貞心(いちりゅうさい ていしん)氏が実際にバスツアーで披露するという東京の地名豆知識など、飽きさせない話を次々に聞かせてくれた。幕末初心者の私も少し歴史に詳しくなれた気がする。
「銀座の地名の由来ってそういう意味なのかー」と口を開けて聞いているうちにあっという間に昼食会場「TOSA DINING おきゃく」に到着。1階には高知県のアンテナショップ「まるごと高知」があり、坂本龍馬の存在感が目を引く。地下には地酒を取り扱うお店があるようなので、酒好きの人はぜひ寄ってみては?
高知県の特産品をふんだんに使用した膳と共に運ばれてきたのは、かつおのわら焼き!お造りのように美しく盛り付けされたわら焼きが会場の中央に置かれた。今回のメディアプロモーションのために特別に振る舞われたわら焼きは、シェフいわく「自分の好きな量を好きなだけ取って食べるのが高知流」とのことなので、自分の胃袋と相談しつつ、とりあえず4切れ。
初がつおではないものの、この日仕入れたというかつおはとても脂が乗り身が引き締まっていて、一切れ一切れがずっしりと存在感を放っていた。実際のツアーでは昼食後桜田門や旧岩崎邸庭園を周る。
知事は「多くの方々に高知へおいでいただき、あの幕末維新のような偉業を成し遂げた志とはなんだったのか、どのような地で実績を生み出してきたのか多くの皆さんに体感していただきたい」と話した。
「はとバスで行く!『幕末維新ゆかりの地を巡るバスツアー』」は、私のように歴史にあまり詳しくない人間が行っても楽しめるツアーだった。