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舞台「呪術廻戦」釘崎野薔薇役の山口乃々華 「野薔薇ちゃんがそこにいると感じてもらえるように演じたい」【インタビュー】

-改めて、公演に向けての意気込みを教えてください。

 私は、今回、舞台「呪術廻戦」に初めて参加するので、まだまだ未知の世界ではありますが、妥協なしに表現していきたいと思っています。野薔薇ちゃんとしては、黒閃を初めて出して、呪術師として成長していく姿が見どころです。野薔薇ちゃんの仲間思いで温かいところを大事に演じていきたいと思います。

-ところで、本作では、呪術高専の生徒たちが、信念を持って闘いに挑む姿が描かれていますが、山口さん自身は、曲げられない信念はありますか。

 今、お芝居にしっかり向き合わせてもらってから3年になりますが、その役を“生き抜くこと”を大事にしたいと常に思っています。お芝居をさせていただいている中で、何が一番悔しかっただろうと振り返ると、その役をきちんと生きられなかったときだと思いました。そこに生きている、ステージの上で息をしていると思う演技ができると、少しだけ納得できます。まだまだ分からないことばかりで、正解、不正解がないお芝居だからこそ、悩むことも多いのですが、“そこに生きる”を大切にしたいです。

-芝居を始めた3年前と今とでは、芝居に対する向き合い方や思いは変わりましたか。

 向き合い方は変わっていないと思いますが、当時よりは分かることが増えてきたとは思います。以前は自分のことで精いっぱいでしたが、今は少しだけ、外側から自分を見られるようになりました。「相手の方がこうしているから私はこうしよう」と周りを見てお芝居ができるようになってきたかなとは思います。

 -では、プライベートで譲れないと思うものはありますか。

 あまり細かく決めているわけではないですが、自分の中のルールはたくさんありますね(笑)。特に最近は「すぐにやる」がマイルール。例えば、汗をかきたいと思ったら、すぐに運動する。部屋を片付けようと思い立ったらすぐに片付ける。とにかく、思い立ったら、すぐにやるようにしています。

-本作は年末年始を挟んでの公演となりますが、2024年は、どんな1年にしたいですか。

 より濃厚な1年になればと思います。この作品に出演することで、自分なりの課題もさらに見つかると思うのですが、それをまずはクリアーしたいです。それから、揺るがない自信を身につけられたらいいなと思います。私はまだまだ環境に揺さぶられてしまうので、常に安定した心でいられればと思っています。

-2024年に新たに挑戦したいことはありますか。

 少し前まで、引っ越しをしたいと思っていたんですが、今は引っ越し熱も冷めました(笑)。私は引っ越しが大好きで、そうやって環境を変えようとしてきたのですが、変化よりも現状を維持していくことの方が大切なのだと思い至って…。なので、来年は「地固め」がテーマです(笑)。

(取材・文:嶋田真己)

 

 「舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-」は、12月15日~31日に都内・天王洲 銀河劇場、2024年1月6日~14日に兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeで上演。

 

(C)芥見下々/集英社・舞台「呪術廻戦」製作委員会