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アイシャドーや口紅が子どもたちの画材に 不要なコスメが生まれ変わる「リバース コスメキャンペーン」

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 色や成分が合わずに使いきれなかったコスメが、ずっと眠ったままになってしまっている・・・という人もいるのでは。このほど、自宅で不要になったコスメを世界の子供たちへ絵を描く画材として寄付するキャンペーンが始まった。話題の韓国コスメから国内の化粧品まで、幅広く商品を取り扱うコスメ専門店の「ROSEMARY(ローズマリー)」(ヌーヴ・エイ・東京)全店舗では、「リバース コスメキャンペーン」を実施している。

 回収対象は、アイシャドーをはじめ、チーク、口紅、リップグロス、リップクリーム、アイブロウ、アイライナー、アイペンシル、マスカラ、マスカラ下地、ファンデーション、コンシーラー、化粧下地、フェイスパウダー、ハイライト、シェーディングなどの色が付いた化粧品で、一度回収したコスメは返却できない。マニキュアやジェルネイル、色のないコスメ、サンプル品、破損品は回収不可となっている。

 キャンペーンの開催期間は7月10日(月)まで。くずはモール店のみ6月21日(水)~7月20日(木)に開催、津田沼ビート店は6月21日(水)~30日(金)は休業。期間中にローズマリーの店舗に不要なコスメを持参すると、税込み1100円以上の購入ごとに100円オフになるクーポンをプレゼント。値引き上限は1000円まで。複数のコスメを持参しても、クーポンは1枚のみ進呈。クーポンは店舗でのみ使用でき、オンラインストアは対象外。回収したコスメは「子供地球基金」へ寄付される。

子供地球基金
子供地球基金

 過去に、カンボジア・プノンペンのキッズアースホーム孤児院で開催されたワークショップでは、普段使わないコスメという新たな画材に子どもたちは目を輝かせ、資源の再利用について考えるきっかけ作りにもなったという。