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中身には問題ない「訳あり」の松葉がにを販売 中村商店、11月26日までオンラインショップで

中身には問題ない「訳あり」の松葉がにを販売 中村商店、11月26日までオンラインショップで 画像1
中村商店 「家族の日 松葉がにを食べようキャンペーン」(イメージ)

 

 鳥取県の鮮魚仲買業・中村商店(鳥取市)は、「家族の日 松葉がにを食べようキャンペーン」として、2023年11月26日まで家族向けの特別商品をオンラインショップで販売している。

 販売している商品は、鳥取県産の「朝茹で・松葉がに(訳あり)」で、1杯が約600グラム・約35センチのカニを2杯で1万3800円と、同3杯で1万9800円の2種類。送料無料。

 成長した雄のズワイガニを山陰地方では「松葉がに」と呼ぶ。脚が欠けているカニは「指おち」とも言われ、「訳あり」商品として、競り場で安く取り引される。指おち以外にも「ヤケ」や「色」など、少し傷があったり、色目が悪かったりするカニも「訳あり」として扱われている。同社は、たとえ見栄えが悪くても中身には問題がないものを選び、キャンペーンとして販売する。

 内閣府が2007年度から11月第3日曜日を「家族の日」、その前後各1週間を「家族の週間」と定めたことから、同社もこの取り組みに賛同し、2020年に「おウチで松葉がにを食べよう!PROJECT」を発足し、イベントなどを実施している。