数日前に「ハワイいいね〜」と話した気がしないでもない。昨日、日本酒の名前をつけたことがあると話した記憶は確かにある。恐るべしスマホのマイク、それともただの偶然か。突然、SNSで「ハワイ語の意味が素敵な名前」が流れてきました。
モエは夢・希望。ノアは自由。マナは奇跡・生命力。ナオはさざなみ。レイは花輪・大切な人。カイは海(の恵み)。ヒロは絆。ヒナは優しい。ルナはリーダー。ミリは愛おしい。リコは若葉。リノは輝き。リナは柔らかい。リオは馬。リオナはライオン。イオは鷹。レオはメロディー。ラナは静かな水面。ララは太陽。ココは虹。コウはあなたのもの。ケイは高貴な。アオは光。ナルは幸せを運び、マオは晴れ上がる。マリエは静けさ。アイナは大地。どれも響きまで素敵ですね。
他の言語も調べてみると、リラはギリシャ語でライラック。ミコはラテン語で輝く。余談ですが、あのジェミニはラテン語で双子、と初めて知りました。ドラゴンボールのブルマは体操着のブルマー(英語)が語源ですが、スペイン語では霧・霞。
明治安田生命の名前ランキング2025も調べると、男の子の読み方の1位ハルトはドイツ語で強い・勇敢な。4位のセナはトルコで女性の名前として一般的で、明るさなどの意味がある。そこで気になるアイルトン・セナは、ポルトガル語圏の苗字。7位リクはフィンランドで「リヒャルト(Richard)」や「クリストフェル(Christopher)」の愛称。8位ソラはスペイン語でただ一つの、ルーマニア語で姉妹、韓国では雪と美しいを合わせた女性の名前に。9位リトは、スペイン語で儀式、イタリア語で渚。面白いのは10位のソウタ。State of the artの略語(SOTA)で最先端という意味になる。
女の子の1位エマはフランス語で全宇宙・慈愛、ドイツ語でも大きな、などの意味を持ち、世界中で名前として人気が高い。2位のサナも、ラテン語で癒す、イタリア語とスペイン語で健全な、フィンランド語では言葉、アラビア語で気高さ、スワヒリ語でとても、など多くの言語で親しまれている響き。
6位ミオは、オー・ソレ・ミオの通り、イタリア語でもスペイン語でも私の。7位メイはインドネシア語とマレー語でも5月、中国語では妹・梅。ちなみに英語の語源はギリシャ神話の豊穣の女神マイアとのこと。10位ハナは、韓国語では数字の一ですが、アラビア語では幸福を意味し、女性の名前にも使われる。マウイ島の秘境の名でもありますが、ハワイ語での意味は仕事(急に現実的。笑)。
グローバルな美しい名を尻目に、外国人泣かせで発音しづらいノリコ。一方ババはなかなか健闘?しているようで、ウィーンではバイバイ、トルコ語では父。スペイン語で涎、フランス発祥のラム酒を浸み込ませたスイーツもある…。私が食いしん坊なのは、名は体を表す、だったのか。
【KyodoWeekly(株式会社共同通信社発行)No.27からの転載】

馬場典子(ばば・のりこ)東京都出身。早稲田大学商学部卒業。1997年日本テレビに入社し、情報・バラエティー・スポーツ・料理まで局を代表する数々の番組を担当。2014年7月からフリーアナウンサーとして、テレビ・インターネット番組・執筆・イベント司会・ナレーションなど幅広く活動中。大阪芸術大学放送学科教授も務める。







