復旧を超えさらなる未来へ 福島の若き県職員が思いを語る

 東日本大震災から間もなく6年が経過しようとしている。当時中学2年生だった子どもたちが今年20歳を迎え、成人の仲間入りを果たした。
 福島県は、福島の今を知る動画スペシャルサイト”FUKUSHIMA NOW“で、津波被災地の再建を支える工事現場で活躍する2人の若手県職員のインタビューを掲載した。
 一人は福島県土木部技師の鈴木智子さん。入庁4年め、いわき市出身の鈴木さんは、故郷の復興に携わりたいと県職員に。被災した土木施設の復旧・復興工事の現場監督を務める。
 もう一人は、「福耕支援隊」の彌田雄太さん。「福耕支援隊」とは、福島県の農業土木の復興を支援するため全国から派遣された技術職員で、彌田さんは平成28年、大分県から派遣された。
 映像には、復興に向けて歩み続ける福島県浜通り地方沿岸部の現在の姿と共に、若い2人の県職員の思いが収められている。「復旧」を超え、さらなる未来を見据えた彼らの未来への願いが感じられる動画となっている。